「あきらめる」こと | 東進ハイスクール新宿校 大学受験本科|東京都

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2018年 2月 14日 「あきらめる」こと

こんにちは。担任助手1年の小川です。

 

いよいよ私立大学受験、国公立大学の二次試験本番が間近に迫って来ましたね。

 

センター試験を受けた人のなかには、その時の失敗の感覚が鮮明に脳裏にこびりついて、恐怖に打ち震える人も、その時の成功した感覚が残っていて、自信に満ち溢れているような人もいるのかもしれません。

 

そんな直前期の学習への向き合い方について、今回は僕なりの考えを記していきたいと思います。

 

まず、今の時期のテーマとしてあげられるのは、ぼんやりとした表現でいえば、

「柔軟な頭を作る/できないことに対しての『諦念』を持っておく」ということかな、と思います。

 

そもそも、学力が上がれば上がるほどに、「意識下」の領域は広がるものです。視野が広がるがゆえに、自分がわからない部分が見えてきてしまうものです。成長の証ですが、目に見える課題の多さにとらわれて、自分を追い詰めてはいけない。

 

今後は、自分が認識している範囲内での「できること」の確認、「できないこと」の改善に向かうべきです。意識そのものを広げようとはしない。言い換えれば、新しい分野に着手することは極力控える、ということです。

 

もちろん、これまで扱って来たことの復習の過程で、今まで意識できずにいた問題は出て来るかと思います。しかしその改善は、もともと問題点として自覚していた部分の改善よりは、優先順位が低いと思います。付け焼き刃はむしろ自滅に陥りかねない。(ここに関しては、残り時間との戦いです。本番までにマスターできそうなのであれば、積極的に対処を行ってください。)

 

繰り返しますが、優先すべきは、「できないとわかっていること」を確実に本番までにできるようにしておくこと。それに加えて、「どこまでならできるのか」を把握して、問題の難易度・所要時間等の判断能力を高めておくこと。

 

では、具体的に何をすべきだと僕が考えるか。科目によって、個々の状況に応じてもちろん変動はありますが、

 

・核として扱ってきたテキストの復習

・基本原則・公式等の確認:定義的理解と各項目間の繋がりの再確認、各項目からいかに具体的問題を想起できるかの点検

・自分のミスの傾向の確認、その対応策の確認(過去問演習を通じて。)

 

この3つがあげられるかと思います。基本的に、それまで取り組んできた問題に向き合う。

 

何か未知の問題を、と思うのであれば、受験する大学の過去問に絞る、もしくは、苦手分野の典型問題において漏れがあった問題に絞るべきかと思います。

 

こうした作業を通じて、「一見わからない問題に直面しても、まずできる作業・普段やって来た作業をやってみる。そして、自分なら粘り強く考えれば、何だかんだ答えにはたどり着く」という感覚を養っておくことが重要かと思います。そしてその一方で、できないものはできない、と割り切ること。

 

 

【優先順位まとめ】

・「自覚」かつ「できる」→時間をかけすぎない。演習時には思考プロセスの想起で十分。

・「自覚」かつ「できない」→最優先。演習を繰り返すなどして改善。

・「無自覚」かつ「できる」→二番目に優先。意識下に持っていく。過去問演習などを通じて発見したなら、「なぜできるのか」を説明できるようにしておく。

・「無自覚」かつ「できない」→そもそも存在を気にしない。ぼんやりと「できないかも」は考えるだけ無駄。

 

ここまで書き連ねて来ましたが、一介の大学生の持論にすぎません。ここに書いたものは、表面的に読めばあくまで「最低点を底上げする」ためのアプローチにすぎません。

 

批判的に読んで欲しいですが、もし少しでもこの記事が参考になる点があれば幸いです。

 

小川