寒い時期、体調管理に気を付けましょう | 東進ハイスクール新宿校 大学受験本科|東京都

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2017年 12月 22日 寒い時期、体調管理に気を付けましょう

こんにちは。千葉大学医学部3年の福島弘高です。

 

3年生になってようやく医学知識がぽつぽつと頭に吸収されてきたと実感しています。

せっかくなのでここでも自分ならではの医学系のお話をしようと思います。

 

それにしても12月に入ってまた一段と寒くなりましたね。寒くなれば心配なのは風邪ですが、特に受験生の天敵はインフルエンザですね。もし試験本番時にインフルエンザにかかっていたら、私も今の大学にはいなかったと思います…。

 

インフルエンザをはじめ、感染症は何よりも予防が大事ですが、インフルエンザは予防接種という強力なツールがあります。これを使わない手はありません。

予防接種によって人はある一定の種類のインフルエンザに対して防御力を持ちます。これを獲得免疫と言います。

 

ところがインフルエンザも利口で、「連続変異」や「不連続変異」という遺伝子変異によって種類を変え、獲得免疫の盾をすり抜ける場合もあります。こうなってしまっては予防接種の「完全に感染を防ぐ」という期待は失われます。

国は今シーズン流行すると予想される種類のインフルエンザに対してのワクチンを作りますが、当然予想が外れたっておかしくありません。

 

予防接種では感染を防げないかも…そうなったらどうすればいいか。

 

もはや「自然免疫」に頼るしかないのです。自然免疫はあらゆる抗原(異物)に初期対応する免疫です。つまり予防接種を受けたとしても、実際はインフルエンザの種類のせいで獲得免疫はあまり働いておらず実際は自然免疫のおかげで感染が防がれていることも十分あり得ます。自然免疫を高めるために普段から規則正しい生活をする、不必要に病原体に曝露しないこと(マスク、手洗い、うがいなど)が大事です。自然免疫が弱っているときはともかく、普段から自然免疫に負担をかけていると大物(=インフルエンザ)が来たときに跳ね返せなくなってしまいますからね。他にもストレスも免疫に影響があるそうなので息抜きを大事かも。

 

今年はワクチンが少ないようですが、皆さんは遠慮せずインフルエンザ対策をより強固なものにするために接種することをおすすめします。万一悔しくも感染してしまっても、獲得免疫が後から援護して症状を軽くしてくれるかもしれません。