模試に対しての考え方 | 東進ハイスクール新宿校 大学受験本科|東京都

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2017年 10月 30日 模試に対しての考え方

はじめまして、東京大学経済学部4年の中村真です。

 

今回が初投稿になりますので軽く自己紹介をすると、本科で1年浪人して文科二類に合格し、2年後に経済学部経営学科に進学したのち、来年の4月から社会人になります。経営学科に属してはいますが、経営についてだけでなく経済理論や金融理論など幅広く学んでいます。

 

 

今回お話しようと思うのは、「模試に対しての考え方」についてです。

 

 

皆さんは模試をどういう気持ちで受けて、返ってきた時にどう結果をとらえていますか?前回より良い成績をとろうと張り切っている人もいるだろうし、思いのほか勉強がうまく進まなくて成績が良くなかったら嫌だなと憂鬱になっている人もいると思います。そして、いざ成績が返ってくると、頑張ったのに成績が伸びてなくてがっかりだったとか、ほとんど勉強が進まなかったのに案外成績が伸びていたので安心したとか、いろいろあると思います。ここで気を付けてほしいのは、良かった悪かったで終わらせてはいけないということです。つまり、結果をもとに分析をし、今後どう勉強をしていけばいいのか考えて改善する必要がある、ということです。分析のやり方に関しては、すでに投稿してくださっている方も多いと思うのでそちらの方を参考にしてください。

 

ではこれから何の話をするのかというと、模試を受ける前の主観的な考えと結果という客観的なデータとをむやみに結びつけてはならない、ということです。例えば、先ほどの頑張ったのに成績が伸びてない、というのを例にとると、「頑張った」というのは主観であり、「成績が伸びてない」というのは客観的なデータです。この時、多くの人は「頑張ったのに成績が伸びてない」と考えると思うのですが、本当にそうでしょうか?「頑張った」という主観がそもそも間違っていたら(頑張ってなかったとか頑張り方が間違っていたとか)成績が伸びていないのも当然だし、時間配分を間違えたなどで「(たまたま今回の模試の)成績が伸びてない」のならば実力はついているのかもしれません。つまり、受ける前の主観と客観的な結果に食い違いがある時はどちらの捉え方が間違っている、ということになります。

 

この捉え方が間違えていると、その後の分析→改善という流れが上手くいきません。結果から分析して勉強方針をしっかり立てたのに、そもそもの頑張り方が間違っていたら次の模試も上手くいかないでしょう。

 

そして、一番問題なのは「あまり勉強していないのに成績が良かった」という時です。なかには知らないうちに効率的な勉強ができていたから「あまり勉強していないのに成績が良かった」という人もいるかもしれませんが、多くの場合はただのまぐれです。つまり「(たまたま)成績が良かった」だけで、実力は大してついていません。そこに気付かないまま分析に入ってしまうと、実際は身についていないのに、成績が良かったから身についたと勘違いし、一歩進んだ勉強に入ってしまうことになります。すると、たいていの場合、その勉強は土台が無いがために上手くいきません。しかし、土台はあるものと思い込んでしまっているので、なかなか原因に気付けません。結果として、中途半端に基礎や応用を学んだだけになり、成績を伸ばすことが出来ないばかりか下がってしまいます。

 

結果をみたらすぐに分析に入るのではなく、いったんこのようなことを考えてみるのをお勧めします。

 

長くなってしまいましたが今回はこれで終わりです。最後まで読んでくださりありがとうございました。