過去問のすすめ | 東進ハイスクール新宿校 大学受験本科|東京都

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2017年 9月 17日 過去問のすすめ

こんにちは。本日のブログを担当します、東京大学理科一類1年の松澤です。

 

受験戦争もいよいよ後半戦を迎えました。9月も下旬に差し掛かり、浪人生の皆さんはそろそろ過去問演習メインの学習生活にシフトチェンジしているのではないかと思います。しかし、次のような疑問をもつ人もいるのではないでしょうか。「浪人生が過去問やる意味あるの?」って。

 

浪人生のなかには、現役生だったころに志望校の過去問を何年分も解き、なんだったら問題文や解答まで覚えてしまった人も少なからずいると思います。志望校合格への実力を養成するのが過去問演習の目的ですが、解いたことがある問題を解いてもその目的は果たされないような気がしちゃいますよね。

 

私自身浪人時代に過去問演習を始める前はそのようなことを考えていましたが、実際に演習を進めるなかで一つの意義を見出すに至りました。それは、過去問演習は「基礎力が身についたことの確認の場」であるということです。

 

何を当たり前のことを言っているんだと思われるかもしれません。しかしながら、私は昨年過去問を解いた際、計算のスムーズさ、文構造把握の迷いの無さ、語彙力、背景知識の豊富さ、視点の切り替え、視野の広さ、柔軟性、典型パターンに対する圧倒的自信感、難問に対する初手の選び方など全てが現役時代のそれを遥かに凌いでいたのが実感できました。現役時に苦労した、或いは、難しいから解かなくていいと切り捨てていた問題が、1年経って解き直したら、自分の実力の範囲内でそれほど苦労せず解ける問題であったことがわかりました。

 

もちろん、基礎力がついたからといっていきなり全ての過去問が解けるようになるわけではありませんし、また、スラスラ解けるのは単に初見でないからというのもあるかもしれません。しかし、基礎固めが十分なされる前と後とでは、同じ問題でも見え方が違ってきます。その違いこそ、成長そのものに他ならないのだと思います。皆さんにはその感覚を体験してほしいです。

 

長くなりましたが、まとめると、過去問演習を通じて自分の成長を実感しましょうということです。成長を実感できると、自信にもつながります。4月から積み重ねてきた基礎を自信に変えていってください。