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2025年 6月 3日 ダラダラ勉強してしまっている君へ
こんにちは、担任助手1年の中塩です。
校舎に通い始めてから2、3カ月経ち、そろそろ浪人生活にも慣れてきた頃かと思います。
校舎の居心地が良くなっていくのはとても良いことですが、その反面、気が抜けてしまっている人も中にはいるのではないでしょうか?
環境に慣れ、かといって来年の試験までの時間はまだまだあるこの時期は、とてもだらけやすい時期のように思われます。
しかしこの時期は基礎を固めるという点でなかなかに重要な時期で、ダラダラしている暇はありません。
この時期に限ったことではないですが、浪人生の「勉強できる時間が膨大にある」という強みは、「ダラダラ過ごしてしまいやすい」という弱点にもなりえます。
これが現役生との決定的な違いであり、要するに時間の密度が、切羽詰まって勉強する現役生に比べて浪人生は低くなりがちなのです。
では、時間の密度を高くするには、どうすればよいか。
僕はメリハリをつけることだと思います。
この時期に全力を出しすぎて、夏前に燃え尽きてしまうようでは本末転倒です。
メリハリをつけるとはすなわち、勉強時間の量は受験直前期に比べやや抑え目に、その代わりに密度は高くする、ということです。
模試のない日曜日は休んでも構わないです。
その代わり、平日は一生懸命やる。
その平日も、休憩時間はちゃんと休んで、授業時間に集中する、といった具合に、とにかくメリハリをつけること。
一日の密度を高めることは達成感にもつながり、やがて自分の積み上げてきたものに対して自信を持てるようになるでしょう。
ダラダラと勉強してきたという自覚があると、自分の過去の勉強に対して自信が持てなくなってしまいます。
そうなると、受験期の後半のほうでメンタル的に非常にきつくなるかもしれません。
校舎でダラダラと過ごすことは勉強面はもちろんのこと、メンタル面でも、想像以上のデメリットがあるように思われます。
とはいえ、まだまだこれからの頑張りでいくらでも、ダラダラしてしまった分を取り返せます。
人間なら誰しも、つい自分にまけてだらけてしまうことはありえますが、そうしてしまった時に自暴自棄に陥るのではなく、ただ志望校合格のためになることだけを考えて、行動を選択していく癖をつけていきましょう。