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2025年 5月 30日 役に立った3つのこと
こんにちは。
早稲田大学先進理工学部物理学科担任助手の比護です。
今回は、私が浪人の1年間で意識して行い、役立ったことを3つ紹介します。
1つ目は「1日の学習計画を立てる際にあまり好きではない科目や、気の進まない勉強を1日の初めに入れるようにする」ということです。
そのような勉強を1日の終わりの方に持ってきてしまうと、疲れて集中力が落ちている時間にやらなければならないため、非常につらく、翌日に回すことを繰り返してしまい、長期の学習計画が崩れてしまうこともありました。
受験勉強には、やりたくないけれどやらなければいけない勉強があります。
自分の性格をよく理解し、自分に合った学習計画の立て方を身に付けることは非常に重要です。
2つ目は「学んだことを、何も見ずに1から説明できるようにする」ということです。
理解が重要な科目には、非常に有効な勉強法でした。
1度理解したと思っていても、実はあまり理解できてないということはよくあります。
この方法で勉強すると、自分の理解の甘さが浮き彫りになり、より深く理解できるようになります。
もし友達と議論できる場合には、実際に友達に説明し、質問してもらうとさらに良いです。
友達は、自分では全く気付かなかったところを指摘してくれます。
そうすることで自分では認識できていなかった理解の甘さがわかり、より深い、確固たる理解へとつながります。
3つ目は「理解できていないところを飛ばして先に進むことの大切さ」です。
いくら浪人生には時間があるといってもそれは有限です。
分からない箇所にいつまでも固執するのは、時間の無駄です。
もちろん、理解できるものは、しっかり理解すべきですが、全ての学習が、1つ1つ理解していくことで、全てを理解できるようになっているわけではありません。
何が分かっていないのかしっかり把握したうえで先に進み、単元の全体像をある程度理解してから、戻って考えてみると簡単に理解できることも多くありました。
時には、恐れず学習を進めてみましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。