受験生としての意識 | 東進ハイスクール 新宿校大学受験本科 大学受験の予備校・塾|東京都

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2022年 10月 6日 受験生としての意識

 こんにちは、担任助手2年の太田です。10月に入りいよいよ受験生としての自覚も季節とともに引き締まってきた頃でしょうか。今回は受験生としての意識及びモチベーションの維持について少し話してみたいと思います。

 これはあくまで私個人の考えですが、受験は人生の通過点でしかないと考える人が殆どだと思います(稀に当てはまらない方も見かけますが。)。それを無事に終わらせることができたのならば、晴れて大学生となることができます。楽しく、あるいは充実させることができる可能性を秘めた大学生活が待っています。しかし少し立ち止まって考えてみてください。

 人によっては、とても厳しく苦しい生活を送らなければならない大学受験などをせずに社会人になって自立した生活を送っている人も世の中にはたくさんいらっしゃいます。それでも大学生になると決めたのは受験生の皆さんです。

 そして大学生になることを決める入学試験は結果が全てです。受験生の皆さんがいくら頑張ったと言い張っても結果を生まない努力は受験の世界では努力とは言えない、と私は思います。今まで努力を怠ってきた人もいるかもしれません。途中から頑張った人もいるかもしれません。しかしその頑張りをぶつけるのは公平に与えられる無垢な平面です。そこに感情はなく、ただ只管に結果が全てです。ですから、少しでもより良い結果を残せるようにこれからの受験生としての生活を自分の追い求めている結果を見据えながら過ごしてみてください。

 結果を見据えることはモチベーションの維持にも繋がります。中・長期的な結果としては、たとえば自分がどのような大学生活を送り、どのようなことを学びたいかということを見据えると良いと思います。また短期的な結果としては、たとえば模試や過去問で何点取るというということを考えるとあまり悩まなくて済むと思います。このときできるだけ詳細に(模試ならば、~の科目の…の単元は何割確保する等、)具体的な計画を立てると結果の検証が比較的しやすいでしょう。

 いずれにしろあと5、6か月で結果を出さなければ受験生としての成功は掴めないわけですから、残り数か月、充実した日々を送ってください。疲れたときは紅茶を啜りながら本でも読んで休息を摂ってください。蛇足ですが、ふとした時に読んだ文章に意外な啓示が潜んでいるときもしばしばあるものです。

 

 では。勉強頑張っていきましょう!!!