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2022年 6月 7日 浪人生活のモチベーション

こんにちは、千葉大学医学部三年の隅野です。

今回は、浪人時代の1年間、特に前半戦を乗り切るために私が意識していたことについて話したいと思います。

さて、突然ですが、皆さんの今のモチベーションはなんでしょうか?「そんなの、合格以外ないでしょ」って思ったかもしれません。もちろん、最終的にはそうです。では、大学合格だけがモチベーションで、今のこの時期に焦ることができるでしょうか?不安はあっても「このままじゃ受からない、やばい!」といった焦りはあまりないのではないでしょうか。

私は、受験勉強の一番の原動力は焦りだと思っています。不安はじりじりとメンタルをむしばみ、手をとめたくなったり、全部投げ出してしまいたくなることもあるかもしれません。でも、遅刻ぎりぎりで家を飛び出すとき、余計なことを考えたりしないですよね?がむしゃらにダッシュした経験、皆さんも一度はあるのではないかと思います。この焦りをどれだけ維持し続けられるかがつらい受験生活を走り切る大きなカギとなります。

では、合格がモチベーションではないとすると、なにを掲げればいいのでしょうか?テーマは「結果より過程」です。目標は「合格する」「模試で高偏差値をだす」ではだめです。最大限努力しても達成できない可能性がゼロじゃないものを目標にしては、着実なステップアップが見込めませんし、やる気も維持できなくなってしまいます。

そこで、皆さんに意識してほしいのが「〇月〇日までに〇〇を終わらせる」といった課題を自分に課すことです。夏までのこの時期は秋以降の過去問演習に入るために、全教科の基礎力の底上げをして最低限の”道具“を磨かなければいけません。いまの時期に余裕をかましていると、その道具の使い方を訓練するものである過去問演習にいざ入ろうというときに道具が足りず太刀打ちできない、なんてことになってしまいます。余計な不安を吹き飛ばすくらい、自分に課した課題に焦る毎日を送りましょう!