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2022年 5月 29日 長いようでとても短い

こんにちは。東京工業大学に在籍している担任助手2年の太田です。だんだんと暖かくなり梅雨の走りも見え始めましたが体調にお変わりはないでしょうか。毎日の生活リズムをしっかり整え、きちんとした睡眠をとって万全の状態で勉強に励みましょう。

 

 さて、浪人という期間は(特に初めのほうは)とてもとても長く先の見えない道のように感じますが、ふと気づいたときにはすでに時遅し、あっという間に過ぎ去っていってしまいます。一年という期間は長く感じるかもしれませんが何かをやろうとして計画性をもって実行に移さない限り何も身につかず、ただ無為に時間を過ごすことになるということです。もちろん皆さんは勉強して大学に合格するという使命があるわけですからやること自体はおのずと決まります。では、それに加えてすべきことは何でしょうか。そう、計画を立てることです。先ほどから述べているように一年という時間は限られているため、その枠組みの中で何をするかを明確にしなければいけません。ではどのように計画を立てればよいか少し考えてみることにしましょう。

 

 計画を立てるうえで重要だと私が考えることは次の2点です:

  • 明らかに達成不可能な目標はできるだけ立てない。
  • 短いスパンの計画と長いスパンの計画を分けて考える。

別に目新しいことではないと思いますが、特に前者についてはとても重要なことのように思います。(あくまで私自身の意見ですが。)なぜならある計画を立てたときに達成できないことが続くと勉強する目的意識や動機付けが薄れていくからです。少なくとも私自身がそうでした。ことに精神的にも健康面でも安定しているとは言えないことが多い浪人生においては、達成するために立てる計画を達成できないことが続けばその分だけ勉強に対する意欲は失われていきやすい傾向があるように思います。そういうわけでより明確で達成するための道筋がはっきりとした計画を立てるために後者の計画を細分化する作業が必要になるわけです。

 

 私自身計画を立てることが得意だったかといわれればどちらかというと不得意の部類であったように思います。もっと言えば計画を立ててもきちんと実行するのが苦手だったのかもしれません。しかし、時には計画を達成できないことがあってもそれはそれでいいと思います。(毎回それでは困りますが。)計画を達成できなかったのなら新しい計画を立てる際に何が足りなかったのかをよく分析して次に生かしていきましょう。そしてひたすらに勉強を頑張ってください。