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ブログ 2021年05月の記事一覧

2021年 5月 11日 自分について考える

こんにちは。早稲田大学法学部3年の荒井匡史です。大学では法哲学のゼミに入っています。法と哲学は一般的にはなじみがない人が多いと思いますが、なぜ法を守らなくてはいけないか、法とは何かということについて学んでいます。

さて、浪人生活が始まって一ヶ月が経ち、そろそろ生活に慣れてきたと共に大変な面が見えてきたころではないでしょうか。浪人生活は受験が終わるまで続きます。一年間やりきるために皆さんに意識してほしいことがあります。

それは「考えながら勉強すること」です。勉強中に考えるのではなく、日常的に考えながら勉強することが大切です。校舎に来て勉強を開始する前にその日の勉強の出来はある程度決まっています。どういうことかというと、その週、その月で勉強すべきことは、自分の現状を良く知ってなおかつ何を勉強するのが適切なのかを知らなければ自分で把握することは出来ません。やる必要のない勉強やレベルのあっていない勉強をすることほど無駄なことはありません。必要な努力を必要なだけするにはよく考えて戦略を立てる必要があります。

孫子の兵法には敵を知り己を知らば百戦危うからずという言葉があります。敵を知るにも己を知るにも情報を集めてそれについて考えることが必要です。ただ勉強するのではなく、自分には何が必要なのかを良く考えながら勉強を進めていきましょう!

2021年 5月 10日 学んだことを言語化する!

こんにちは、東京大学工学部4年の野原です。もう僕が受験をしてからは4年が経過し、センター試験も共通テストに代わってしまいましたが、自分の受験が終わってからも4年間担任助手として受験に携わり続けてきたので感じてきたことを少しずつ伝えていければと思います。今回は、僕が一年を通じて意識すべきだと思うことについて語っていきたいと思います。

 

学んだことを言語化する

これが今回唯一伝えたい事です。最後の方に例を挙げているので最後まで読んでみて下さい!

主に成績が伸びるのは勉強していく中で「この問題はこうやって解くのか」と思うことを積み重ねて、類題が出た時に解けるようになっていくことだと思います。その中でこうやって解くのかと思って漠然と終わらせるだけだと、類題に出会った際に「なんかやったことあるけどどうやるんだっけ」というのが多発してしまいます。解き方がわかっただけで次の問題に移ってしまうのは、とてももったいないことだとは思いませんか?

そこで解き方がわかったらこういう問題はこのように解く、というのをノートに書いて一回一回言語化、一般化していくのがとても効率的に成績を伸ばすことに繋がっていくと思います。一般化しようと試行錯誤する中でその問題に対する印象が深まりそのノートを見返さなくともアウトプットしやすくなります。それが顕著に表れるのは数学だと思います。僕の場合、数学のまとめノートというのを作って、そのノートにはその言語化していったものを乱雑に書いていきました。それを模試や受験本番の前に読むのです。すると、今まで理解してきたことだけが効率的にインプットできるので非常に効率的です。

例を挙げると、積分の求積問題でy軸方向に切断して求める問題に初めて出会って、解答をみて納得したとしたら、「y=f(x)のf(x)が複雑で解きにくそうな求積問題がでたら、x=g(y)に変形して考えてみる」という風に書きます。式を使わずに「普段のx軸方向切断ではなく、y軸方向切断の方が計算が楽になって解きやすいかもしれないから、常にy軸切断も考える」としてもいいかもしれません。このように書いておいて模試前に読むと求積問題がでた時にすぐにその選択肢が思い浮かびます。

皆さんもいいと思ったら是非試してみて下さい!!

2021年 5月 9日 浪人の時に考えていたこと

こんにちは、担任助手2年の砂田です。現在大学では夏に迫る進学選択に向け、勉強に励んでいるところです。

私はもう受験を終えて一年以上経ちますが、振り返るその時々によって、浪人の一年間に対して違った印象を持ちます。そこで今回は、浪人の一年間に対して、今の私が思うことを書こうと思います。

浪人の一年間、私は比較的ひとりで淡々と勉強をしていたので、自然と色々なことをじっくり考えたように思います。人に影響されることなく色々なことを考え、価値観が大きく変わった一年でもありました。そうして得た考え方は、糧となり、今の私の軸になっているようにも思います。

私には浪人をしていたときに、いくつか正しいと信じ続けたことがありました。

例えば、「誰よりも努力すること」です。後になって後悔しないよう、常に最大限の勉強量を保つ。そして、目に映る全ての人々より、自分の方が必ず頑張る。その努力の積み重ねは自分に対する自信へと繋がりました。

また、「誰よりも東大の合格を望むこと」です。惰性で勉強するのではなく、純粋に東大への合格を願い続ける。現役時代の不合格を悲観するのではなく、その事実を受け入れ、東大で学ぶことに憧れる。その真っ直ぐな姿勢のおかげで、勉強することを辛く思うことは少なかったように思います。

これらは浪人の一年間、私がぶれずに持ち続けた信念の一部です。

何が大切で、何がそれほど大切ではないことなのかということを考え直したりもしました。

例えば、一つの問題を様々な角度から考え理解を深めることは大切で、問題集の端から端まで全ての問題を理解することはそれほど大切ではない。

また、やるべきことを分析し、それを計画通り淡々と進めることは大切で、来年の合否を不安に感じ、ひどく思い悩むということはそれほど大切ではない。

現役時代はただまっしぐらに東大を目指し、視野が狭くなっていた私ですが、大切なこととそれほど大切でないことを理解することで、浪人時代は自然と志望校合格への近道を辿ることができていたように思います。いつも落ち着いて冷静に考えることが出来ていれば、進んでいる道は間違っていないのではないかと私は思います。

 

少しでも参考になればと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

2021年 5月 9日 【満席締切】第1回東大本番レベル模試(6/6)

6月6日(日)実施[第1回東大本番レベル模試]は満席となりました。

申込受付を締め切らせていただきました。

2021年 5月 6日 自分は特別だと自覚しよう!

はじめまして!

 

担任助手一年の瀧本拓夢といいます。今年4月に東京大学理科二類に進学しました。環境がいきなり変わり、新しい生活リズムに体を合わせるのが難しいと感じた4月でしたが、みなさんは5月に入って、勉強していくことにはもう慣れましたか?

さて、今回僕からみなさんにこの場でお伝えしたいことは、自分は特別だと自覚しよう!ということです。

厨二病になれと言っているわけではありません。(笑)

みなさん一人一人が異なった特性を持っていることを自覚しよう、他の人には当てはまるアドバイスが自分には当てはまらない可能性があることを理解しよう!という事です。

なにが言いたいのか?

みなさんは塾外でこんな言動を見聞きしたことはありませんか?

”浪人生は伸びしろが少ないから伸びないよ”

”浪人生は秋に中だるみするから春はセーブしよう”

こういった言動をする人は、受験生全体を俯瞰する立場(当事者でない立場)にいることから、こういった浪人生を一括りにするアドバイスをする際には、浪人生全体を平均した”平均浪人生”を想定して話をしています。

しかし、この”平均浪人生”、どこを探せばいるのでしょうか?

いません。

模試において全教科平均点ぴったりで取ってくる受験生がいないのと同じです。平均と似ている受験生ですら少数派なのではないでしょうか。

つまり、前提として共有される受験生像が必ずあなたとは別人のものであるのです。

よって、そのような立場の人からなされるアドバイスに触れる際には、それらすべてを受動的に鵜呑みにするのではなく、部分的に自分に当てはまるアドバイスのみを主体的に取り入れていくという事が大切です。

自分の担任の先生、担任助手の先生は、みなさんの普段の勉強をよく見てくれているので、とても的確なアドバイスをいつも与えてくれます。

しかし、みなさんの普段の勉強を知らないその他のソース(ネットや合格した友達等)から情報を得る、アドバイスをもらう際には、自分の持つ特性を把握したうえで、自分に必要なものだけを選んでいかなければいけない事を忘れないでください。すべてを鵜呑みにして、自分にとって間違った勉強をしていかないように気を付けてください。

 

1年間よろしくお願いします!