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ブログ 2019年07月の記事一覧

2019年 7月 12日 夏の模試に向けてアドバイス

こんにちは!担任助手2年の海谷です。

 

今回はこれから夏にかけて模試が増えてくるので、模試の捉え方について話していこうと思います。

 

最初に、模試の受け方について話していきたいと思います。

特に東大模試や旧帝大模試などはそうですが、模試の会場には第一志望校を同じとする人たちが多くいます。本番の雰囲気を味わえる良い機会なので、どうせ模試だからと考えて模試の途中で解き終わったから見直しもせずに寝たりするなどのことをするのはもったいないです。緊張感を持って受けることが大事だと思います。

 

次に、模試を受けた後のことについて話していこうと思います。

模試を受けた後はなるべくすぐに復習をするべきだと思います。模試の結果が出てから復習すれば良いやと考える人もいますが、結果が返ってからだと問問題や試験のときに自分がどう考えてどういう答えを出したのかを忘れてしまうので、復習は早めにやった方がいいと思います。

 

最後に、模試の結果の捉え方について話していこうと思います。

まず、模試は自分の学力を測るために大切なものですが、模試の判定や結果に一喜一憂し過ぎてしまうこともあると思います。自分自身、模試の結果を気にし過ぎてしまい、勉強に身が入らないこともありました。模試の判定はある程度は大切ですが、それよりも大切なのは自分の弱点や強みを模試を通して明らかにすることだと思います。

 

模試はあくまでも模試であり本番ではないので、たとえA判定を模試でとったとしても、志望校に必ず合格するという保証ではないので、本番で落ちてしまうこともあると思います。模試の結果を見て、自分に何が現時点で合格基準に足りていないのか、何をすれば本番までにできるようになるのかを考えて、本番までの勉強プランを修正していくことが模試において一番大切なことだと思います。

 

このブログがお役に立てれば幸いです。

 

 

 

2019年 7月 3日 夏までの勉強スケジュール

こんにちは、東大2年の蓮池です。

 

「夏は受験の天王山」とよく言われますが、なぜでしょう?

受験には理想的な合格のルートとされるものがあります。夏までに基礎を固めて秋から冬にかけて過去問を演習・研究し実戦力を養い入試にピークをあわせる、というのが王道といったところでしょうか。

現役生は基本的に時間がありません。文化祭や体育祭、日々の学校の授業などに追われてなかなか受験勉強をする時間がとれない。だから夏、時間があるときに頑張って基礎固めを終わらせなければならない。したがって夏で頑張れるかどうか、これが勝敗を分ける…すなわち「天王山」、といったところでしょうか。

浪人生は、現役生に比べて時間に余裕があります。その意味では、浪人生にとって夏は特別な意味を持っているわけではありません。

ただし、浪人生であっても夏までに基礎を固めるというのは同じです。秋以降過去問を演習・研究していく中で「知らない」ことがなるべく少なくなるように今のうちに勉強しておかないといけません。

そこで、浪人生に求められる夏までの過ごし方は、「基礎をこれでもかというくらい詰める」ことだと思います。

焦って色々なものに手を出さない。慢心してレベルの高すぎる問題ばかり解かない。

教科書。授業のテキスト。今までやった参考書。こういったものを何度も復習しましょう。理解が甘い部分があれば徹底的に勉強しましょう。

基礎は決して簡単ではありません。同時に基礎が本当に身についているかを確認するのも簡単ではありません。

入試でいう絶対落とせないレベルの問題。これくらいのレベルが基礎力の確認にちょうど良いと思います。

演習→復習→演習… というリズムで、基礎力に漏れがないか確認していってください。

 

 

2019年 7月 2日 模試の結果について

東京大学文科三類一年の佐藤大河です。

今回は模試(特に東大模試や京大模試などのいわゆる冠模試)の結果に対する私なりの捉え方について述べていこうと思います。

まず冠模試は基本的に、その模試の受験者の大半が、その模試が模倣の対象とした大学を受験しうる人によって構成されるはずなので、その模試における志望者内の順位は自らの合格可能性を示す指標として比較的明確なものになると思われます。そういった点で、個人的には、冠模試での順位が高かった時は同じ科類の志望者の大半に優っているという事実が示されたため、自信に繋がりました。そして、その自信があったからこそ本番でうまく立ち回ることができたと言っても過言ではないです。

一方で、模試には判定というものがあります。A判定やB判定、C判定などなど、志望者内の順位よりわかりやすく合格可能性を示しているように思われます。しかし、こういった判定は志望者内の順位という指標に比べて、自分の実力を正確に示すものではないように思えます。そもそもA判定といってもピンキリであって、非常にレベルが高い人もいれば、そこまでレベルが高いわけではない人もいます。さらにA判定でも落ちてしまう人は毎年必ずいるのです。某大手予備校に通っていた知り合いからもらったデータによると、A判定で落ちてしまう人の多くはA判定の中でも低い順位に位置していました。一方でA判定ではなくとも合格する人も当然います。実際に私は1月の東進の東大模試でC判定でしたし、今年理科三類に合格した某氏は同模試でD判定でした。したがって判定というものはあまり気にするべきではないと思います。

以上のことから、模試の結果では判定はあまり気にせず、順位を見ていくことを薦めます。順位が高いことによって自信が高まれば、自信が高まった状態で本番に挑戦でき、自分の解答を信用できるでしょう。本番でビビらないために、順位を可能な限り高めていきましょう。

 

2019年 7月 1日 質を重視する

こんにちは! 早稲田大学法学部4年の鷲野です。

今回は私の経験をもとに、浪人時における私のモチベーション維持の方法について話していきたいと思います。

浪人が決まってから私が最初にしたことは、自分が不合格となった原因を思いつく限り挙げていき、それらを踏まえた上で浪人生活一年間をどのように過ごしていくかをざっくりと決めることでした。

これは不合格という現実を直視することになるのでかなり厳しいものでしたが、同じ失敗をしないためにも必要な事だったと思います。

数多くあった原因から得た反省の内、浪人生活の一年間を通して私が最も重視したのは、質を重視するということでした。

勉強時間という量ももちろん大事ですが、時間をどう使ったか、どのような勉強方法で取り組んだかといった「質」はより重要だと考えました。

そこで

「校舎にいる時間は100%勉強に集中し、帰宅後はリラックスする」

「月曜日から土曜日まではその一週間でやり切ると決めた事を全て終わらせ、日曜日は外でスポーツなどをして体を動かしに行く」

など自分である程度のルールを決めてオンオフの切り替えが習慣になるまで意識して過ごしました。

これが習慣になり始めると、より効率的に勉強を進めるために勉強方法を自分で模索したり、長時間勉強に取り組むことに抵抗を感じなくなり始めました。

 

現役時は一日の勉強時間だけを見て「勉強した」気になっていたという反省を踏まえて、浪人時は毎日自分がどのような時間の過ごし方をしたかをメモし、寝る前にその日行った勉強の内容を振り返るなどして、その日に学習したことが身についているかを確認するように心がけていました。こうすることで、各科目の勉強時間のバランスなども考えながら計画を立てて徐々に実行できるようにもなっていきました。

時間は平等にあるものですが、その時間内でどれだけ質の高い勉強ができるか、どれだけ有効活用できるかは日々の意識次第で大きく変わります!

一日一日を無駄にせず、確実にモノにしていきましょう!