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ブログ 2021年07月の記事一覧

2021年 7月 9日 勉強の質を上げるための効果的な習慣

こんにちは。担任助手の佐々木です。7月になり気温が暑くなりましたが、体調は大丈夫ですか?

さて今日は勉強の質を上げるために身につけてほしい習慣について話したいと思います。

勉強の質を上げる習慣とは、一つ一つの勉強に目的を持つことです。目的を持つことによって、具体的な目標を決めやすくなったり、するべきことが明確になります。

「〇〇大学に受かりたいから、模試でこの点数を取る必要があり、そのためにこのくらい勉強する必要がある」という思考がわかりやすいです。このように大まかな目的・目標を設定している人は多いです。しかしみんなと差をつけたいならこの目的をより細分化し、設定する習慣をつけるのが効果的だと思います。

みなさんは新たな講座や参考書など始める時、それらを一通り終了した後のことを考えていますか?「授業をうけたり、参考書・単語帳に取り組めば点数が上がるだろう」と漠然と考えていませんか?授業を始める際に、最初に目的を考え、それを意識しながら受講に取り組む人とそうでない人とでは受講を完了した際に大きな差が生まれています。

例えば、長文読解の授業を始める時に「早慶英語の長文読解をするためにこの授業を受ける」という目的を設定したとしましょう。それにより、早慶の過去問を始める時期より前に終わらせるという具体的な目標が出来ます。さらに授業前に一度早慶の過去問を解き、自分がつまづくところを把握して授業に臨めば、先回りして苦手克服ができるかもしれません。それだけではなく早慶の問題の分量や時間配分なども想定して予習ができたり、復習の際にどのくらいのレベルの単語まで覚える必要があるのか分かります。もし目的を持っていなければ難しいからと見逃してしまう単語や文法を目的を、到達するべきレベルが分かってればその時に覚えようと意識することができます。

このように最初に一つの勉強に目的を持つことで、勉強に取り組む意識を大きく変えることができます。一気に意識を変えることは難しいと思うので、「一つ一つの勉強に目的をもつ」という方法を試してみてください。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

2021年 7月 8日 復習について

こんにちは!担任助手3年の稲田です!

だんだんと外は暑くなってきて、夏がはじまったなという感じがしますね。

これくらいの時期から、あるいは、もう少ししたら、過去問などの演習を始める人が多いのではないでしょうか

ということで、今回は、演習の復習についてお話したいと思います。

 

皆さんは、演習の復習をどのように行っていますか?

間違えた問題だけ解き直したり、ただもう一度通して解いたりするだけになっていませんか?

実際、自分も高校生の頃に、そのような復習の方法を行っていた時期もありました。しかし、その方法で成績はあまり伸びませんでしたし、効果的ではないと今は思っています。

間違えてしまった問題に対しては、解けなかった理由を考え、解答、解説、参考書等で確認し、自信をもって解答できるようにする。

これは復習をするのではあれば、ほとんどの人ができていることだと思います

では、正解した問題についてはどうでしょうか?

単語や文法などにある、ただ知っているか知らないかを問われているような問題は別として、根拠をもって解答する必要がある問題を、なんとなくで当ててしまった時、その問題の復習をきちんと行えていますか?

例えば、記述式で言えば、どうしてその解法で良いのか、その解答の元となる部分は本文のどこにあり、どうしてそれが解答になり得るのか、

選択式で言えば、どうしてその選択肢が正解で、他の選択肢が間違っているか

そういった根拠となる部分をきちんと説明できるようにならなければ、初見の問題に対する力はつかないと思っています

復習をするときに、解けたということは、ただ正解したということではなく、根拠をもって答えることができた、と考えるべきだと思います。

 

復習方法に関して疑問を投げかけることで、日々の学習における復習について考え直す契機になればいいなと思い、このブログを書かせてもらいました

暑い日が続きますが、扇風機やクーラーを入れ、水分をしっかりとって、体調を崩さないようにしましょう。

2021年 7月 7日 つらい経験を大きな成功体験へ

こんにちは!担任助手2年の石塚です。

7月に入り、だんだんと蒸し暑くなってきましたね。浪人をはじめたばかりの春にはやる気に満ち溢れていたという人も、暑さとともにモチベーションの維持が難しくなっている頃ではないでしょうか。現役で受かった高校の友人が楽しそうに大学生活を送っている姿を見て、悔しい思いをしている人も少なくないと思います。

今回のブログは、浪人するということの意味付けをテーマに書いていきます!

皆さんは浪人を決意したとき、来年第一志望の大学に合格している自分の姿を想像したでしょうか。それとも、もっと大人になり夢を叶えている自分を想像したでしょうか。

厳しい話をすると、浪人すれば必ず成績が伸びるというわけではありません。実際に浪人生の第一志望への合格率というのは10%程度と言われています。皆さんも気づいているとは思いますが、現役生よりも1年間長く勉強するということは、学力の向上だけでなく維持にも時間を割かなければいけないのです。

では、こんなに厳しい浪人は皆さんにとってどのような経験になるのでしょうか。

第一志望合格に向け、日々学力アップのために原因を分析したり創意工夫をして自分と向き合うということが自分にとってプラスになることは間違いありません。浪人を通して自分と向き合うことで自分の強みと弱みが痛いほどわかるので、自分に合った努力の仕方や物事への向き合い方が身に付きます。

また、現役で第一志望校に合格できなかったということは、きっと皆さんにとって今までの人生の中で最もつらい出来事だったでしょう。しかし、浪人を経験しそして晴れて合格することができれば、つらい思いをした分だけ大きな成功体験へと変えることができます。

浪人するということは、両親にお金を負担してもらって1年間勉強する機会を与えてもらっているのです。浪人をただただつらい経験のままにするのか、それとも大きな成功体験へと変え自分の自信に繋げることができるのかは、すべて皆さん次第です。

このブログが皆さんのモチベーションアップに繋がれば幸いです。最後まで読んでくださりありがとうございました!

2021年 7月 6日 この夏の楽しみ方

こんにちは、担任助手2年の隅野です。

いよいよ7月に入り、夏本番となってきましたね…!受験生である皆さんにとっては、夏休みといってもどこかに出かけるわけでもなく、焦りすら感じているかもしれません。

私は、つらかった本科生の1年間で夏が一番(消去法で、ですが)楽しかったような気がしています。

今回は、私が実践していた、受験生らしい夏の楽しみ方を紹介しようと思います。

 

1.朝早く来て、早く帰る

夏、東進では、朝の開館時間を早め、朝登校を推奨しています。私は本科生時代、その日やらなければいけないことが終わるまで帰らない、とモットーにしていたので、校舎を出る時間が21時を過ぎることもしばしばありました。しかし夏の間は、長い朝の時間を有効活用しようとできるだけ19時に帰り、朝起きる時間を早めることを心掛けました。夜にしっかり休息をとることで夏バテも防止でき、ストレスなく勉強を続けることができたように思います。

 

2.ニンジンをぶら下げてみる

夏は、基礎を固める最後のチャンスです。皆さんも、秋以降に本格的に過去問演習・分析に入るために予定をたてているのではないでしょうか。基礎固めは過去問を解くうえでも、分析するうえでも必要不可欠であり、ここをしっかり根気強く取り組めるかどうかはその後の成績の伸び、そして合否を大きく左右するといっても過言ではありません。しかし、この基礎固め、取り組んでいる皆さんはお気づきかと思いますが、、、単調でつらいんですよね…。そこで、私は「〇〇日までに一冊これが終わったら夜あの映画をみる!失敗したら受験終わるまで見ない!」のような感じで“ニンジン”をぶら下げながら続けていました。おかげでとてもいいモチベーションになりましたし、だらだら解く時間も無くなりました。何より、追い立てられる勉強よりも前向きに取り組めたような気がします。

 

3.夜風を浴びながら散歩して帰る

私の家は駅から20分ほどあり、晴れの日は毎日自転車で通っていたのですが、たまに気が向いたときにあえて歩いて帰っていました。夏の夜はとても過ごしやすく気持ちがよかったし、座ってばかりの受験生にはちょうど良い運動になっていたように思います。少し早く帰っている分ゆったり歩くことができ、いいリフレッシュになっていました。

 

受験生は、本当の意味で「楽しい夏」にすることはできません。しかし、工夫と気持ちの持ちよう次第でつらさは軽減できます。自分をだましながら、楽しく夏を乗り切りましょう!それができれば、きっと来年の夏を100万倍楽しく迎えられます^^

2021年 7月 3日 夏の目標について

 こんにちは、担任助手1年の吉安です。今回は、東京大学合格において、浪人期で一番のターニングポイントになった、自分の夏の過ごし方について書こうと思います。

 私は、東大文系クラスの中で一番世界史が苦手でした。どれくらい苦手だったかを言うと、浪人期の4月の共通テスト模試では59点、6月の共通テスト模試は48点、、、

 私の記憶では、現役の時を合わせても65点を超えたことがありませんでした。2ヶ月も勉強ばかりして、むしろ下がってしまった世界史の成績を見て、「このまま世界史で成果が出ず、現役の時の二の舞になってしまったらどうしよう」という不安に襲われました。しかし、悩んでばかりでは本当に二の舞になってしまうので、どうにかして夏で成果を出そうと考えました。その時に目標にしたのが、「8月の共通テスト模試で80点を出す」です。

 その目標を達成するにあたって、「共通テスト模試で80点出せる人」はどんな人かを考えました。私が出した結論は「過去問では満点を取ることができ、何が間違えているかすべて言える人」「教科書の内容を一通り理解しており、時代・地域をきちんと把握している人」でした。私はこの「人」になるべく、過去問演習講座の世界史ですべての問題の根拠がわかるまで解き直しを続け、教科書や参考書や資料集を使い時代・地域の感覚を得るため毎日世界史を3時間以上勉強し続け、東進の8月の共通テスト模試で、世界史80点とることに成功しました。

 この経験でみなさんに伝えたいのは、世界史克服の勉強法でも「夏の間に苦手を克服する」のが良いということでもなく、「夏の間に成功体験を得ること」です。苦手科目に対する苦手意識はなかなか消しづらいもので、それを一年間で完全に消し去ることは難しいものです。しかし、振り返ってみれば、この経験をしたことで、私は苦手科目から逃げなくなり、頑張れば苦手も少し改善は出来るという自己暗示をかけることに成功しました。この自信は、冬に経験したスランプ期、そして直前期のメンタルの安定に非常に役に立ちました。

 特に教科において得点差が激しい人は是非参考にしてみてください。最後まで読んでくださりありがとうございました。