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ブログ 2021年07月の記事一覧

2021年 7月 2日 毎日継続して行う反復の絶大なる効果

こんにちは!担任助手の志波です!

4月から本格的に勉強してきて、気がつけばもう6月も終わりました。早いですね。

夏休みが終わればさらに月日が経つのが早く感じると思うので、今のうちに出来る学習はどんどん進めてほしいと思っています!

 

今回のテーマは「毎日反復して学習すること」について書こうと思います!

皆さんは毎日継続して学習している教材やテキストなどはありますか?

英単語を少しずつやっているという人もいれば、日本史の一問一答をやっているという人もいるでしょう。また、何も毎日継続していないという人も多いと思います!

毎日反復することで、基礎はほぼ完璧レベルまでいくことができます。

なぜでしょうか?

それは受験の本質が「反復による学習」であるからです。

難関大学に合格するには受験教科の基本事項を理解し、本番の問題ではそれらの基礎事項を駆使しながら解いていく必要があります。

そのためには一回学習しただけでは物足りないことは自明でしょう。

スポーツで考えてみれば簡単です。一度教えられたフォームを練習せずに自分の中に落とし込むことは不可能です。勉強もその点では変わりません。

自分の受験の主要科目を反復して、ブラッシュアップすることで基礎の理解を深め成績を向上させられます。

私が受験生時代に行っていた反復の教材とかけていた時間、意識していたことは以下の通りです。

(英語)

・英単語150個(1秒1単語アウトプット・一回で1つの意味を覚える)

・英熟語100個

・授業テキストpart1(文構造を理解、人に説明できる、返り読みせずスラスラ)

(国語)

・古文単語100個

・古典文法全部(活用形・接続・意味・意味の見分け方まで全部、速攻で出るように)

・漢文句法全部

(日本史)

・授業テキスト1章分(流れを理解、メモを書き込む)

・一問一答 15ページ(受講した内容に一つずつの単語を結び付けて覚える)

 

こうして見てみるとかなり多いですし、意識しているポイントも細かいです。

この量と質をいきなり求めてくれ、とは言いませんが、少し取り入れるだけでも違うと思います。特に英単語の反復は大きく効果が出るので少しずつやってほしいと思います。

また意識するポイントも考えてみてください。「英単語やれば伸びるんだ!」と思考停止して勉強する受験生は伸びません。常にどうすれば効率よく覚えられて成績を上げられるかを考えてください。これが考えられるようになれば、過去問演習の段階でも同じように考えることが出来るので合格にぐっと近づきます。少しはやってみたいと思うようになりましたか?

全教科やるのはハードなので出来る分野から少しずつ取り入れてやってみることをおススメします。それでは今回のブログはここまでにします。

2021年 7月 1日 採点に文句を言わないこと

こんにちは。担任助手1年の久留です。夏は過去問や模試の復習が大変になる時期だと思います。そこで意識してほしいことがあります。

それは、「採点に文句を言わないこと」です。

現役時、私は頻繁に採点に文句を言っていました。このことが私の時間を無駄にするだけでなく成長自体も妨げているのだと、本当は気付いていました。

だから本科生の時はこのことを繰り返すまいと、自分の解答と模範解答とコメントをよく見比べました。特に、書いたつもりなのに減点されている部分を分析しました。

すると、納得できる色々な減点理由が見えてきました。

国語の例でいくと、古漢の現代語訳で書いたつもりの要素が減点されるのは、単語・漢字・句形の訳に、定型の訳でなくニュアンスを書いているからでした。だから古文単語集や本科の本棚にある『漢文語彙字典』をまるごと紙に写してポケットに入れ、寸暇を惜しんでポケットから出し、眺めて定型訳を覚えました。

その他、気付いたことを一つ一つ直していくうちに国語が誰に採点されても怖くない科目になりました。さらに、この気付きは他科目でも活かせることに気付くと、全科目で「書いたつもりなのに減点」が減り、自信が出てきました。

「過去問・模試採点者はレベルが低いから減点されたけど、◯◯大教授ならわかってくれる」なんてことはありません。両者はともに厳格な採点基準に基づく採点をしているので、「考えようによってはニュアンスのみ合っている解答」ではどちらが採点しても加点されない可能性が高いと思います。

だから、減点にも加点にも文句を言わずによく分析することが必要です。時折どうしても納得できない模範解答に出会うことはありますが、それでも文句は言わない方がいいです。時間の無駄ですし、否定語を使うことになるのでマイナス思考を誘発しかねないからです。

点数を取ることに対して自分でブレーキをかけないでください。

最後まで読んで下さってありがとうございました。