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2025年 7月 11日 未来を見据えて

こんにちは!早稲田大学4年担任助手の村田です。

このブログでは私が幼少期から愛してやまないサッカーに関するトピックから、読んでくださっている皆さんに、浪人生活を送る上で私が大事だと思う一つの考え方についてお伝えしたいと思っています!

今回取り上げるのは、卓越したドリブルスキルを武器に活躍し、2022年カタールW杯で「三笘の1ミリ」で話題にもなった、日本代表・三笘薫選手のキャリアについてです。

彼は高校時代、川崎フロンターレというJリーグ(日本のプロサッカーリーグ)のクラブのユース選手でした。当時から高い実力を持っていた三笘選手は、高校卒業時にクラブからトップチーム昇格のオファーをもらいます。多くのユース選手にとって夢のようなこのオファーに対し、彼が選んだのはプロ昇格ではなく「大学進学」でした。

実際、ユース昇格を果たした選手で1年目からレギュラーとして活躍するケースは極めて稀で、結果が出なければ数年で契約を打ち切られたり、下位リーグへ放出されたりすることが多々あります。

オファーを受けた当時、三笘選手は長所であるドリブルも含め、プロで通用するにはまだまだ実力不足だと考えていたそうです。だからこそ、将来的に選手として大成するためにも、まずは大学でコンスタントに試合に出場し、その中で自身の課題克服や強化に努める方が良いと判断したのです。つまり、彼は目先のチャンスではなく、「将来日本代表になり、海外で活躍する」という長期的な目標の達成を見据え、大学進学を選択したのです。

この決断が結果的に大きな成功に繋がりました。大学での活躍が認められ、再び出身チームである川崎フロンターレからオファーを受けプロ入り。そこでも大活躍で、入団後わずか1年でベルギーへの海外移籍を果たし、現在はそこからさらにステップアップを果たし、サッカー強豪国であるイングランドでプレーしています。

 

この話に関連して、私は、

長期的な視点を持つこと

目標を明確に持ちそれを見失わないこと

が重要であると伝えたいです。

浪人生の皆さんは全員に共通して、「第一志望校合格」という明確な長期的目標があります。

その達成のために、今自分に何が足りなくて、何をすべきなのかを逆算し、常に思考し行動し続けることが大切だということです。

浪人中はストレスも多く、日常のいたるところに転がっている誘惑に負けてしまいそうになりますが、せっかく勇気を出して浪人を決断したのなら、「受験に成功する」という目標を見失わず、自分を律してどうか受験勉強を完遂してほしいと思っています。

そのためのサポートは全力でしていきます!

引き続き応援しています!