ブログ 2025年05月の記事一覧
2025年 5月 14日 安定した学力を身に付けるために
こんにちは!
早稲田大学教育学部3年の若杉です。
今回私は、「1年間の浪人生活を通して、皆さんに意識してもらいたいこと」を紹介します。
それは、
面倒くさい事を後回しにしない
ということです。
勉強していく中で、苦手な部分や、1から復習する必要のある部分などが出てくると思います。
「面倒くさいし、もっと勉強しなきゃいけないことは他にもあるし、、」
そう言って後回しにしていませんか?
根気は必要かもしれませんが、逃げてしまえば、大きな欠陥になってしまいます。
皆さん、ジェンガというバランスゲームを想像してみてください。
全てのブロックがそろっていれば高く積み上げても安定しています。
しかし、ブロックが欠けてしまえば、不安定になり高く積み上げる前に崩れてしまいますよね。
学力もそれと似ています。
面倒くさがって逃げてしまうことで、無意識のうちに学力に穴ができ、1年後や演習段階で、ちゃんと勉強したはずなのに学力が伸びない、点数が安定しないと言ったことが起きてしまいます。
ささいな部分ではありますが、こういったところにも時間をかけ、確実に学力を伸ばせることは、浪人生の強みになると感じています。
そのため、必要な部分は時間がかかっても良いので、しっかり定着させるようにしましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました!
2025年 5月 13日 浪人生活で大切なこと
こんにちは。担任助手4年の大島です!
5月に入り、新しい生活にも慣れてきたころではないでしょうか。
今回は、浪人生活を振り返って、大切だと感じたことを2点紹介したいと思います。
1.初心を忘れない
みなさんは浪人が決まった当初、どう感じましたか。
私はすごく悔しかったし、受験をさせてくれた両親に申し訳なく感じました。
この悔しさは挫けそうになった時の支えや原動力になります。
また、これらを忘れずに受験日当日を迎えられる人こそが合格をつかみ取れると思います。
しかし、そうは言っても、気持ちは日が経てば薄れていくものです。
そんなときは目標を明確化し、紙に書き出してみてください。
心も整理され、定期的に見直すことで自然とやる気が出てくるのではないでしょうか。
2.早起きをする
“早起きは三文の徳”ということわざがあるように、早起きにはたくさんのメリットがあります。
その一つに、試験本番、実力を十分に発揮できるという点が挙げられます。
早起きは早い段階から脳を活性化させ、更に習慣化されることで試験当日、緊張も感じづらくなります。
また、早起きすることでより多くの勉強時間を捻出することができます。
大学の入学試験は早いところだと朝の9時から始まります。
それを意識して、毎朝8:30までに登校することを心がけましょう!
最後に、
この1年は「本当に自分は何をやりたいのか」を発見や再確認ができる良い機会でもあります。
あまり悲観的になりすぎず、浪人してよかったと思える一年にしてください。
応援しています!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
2025年 5月 7日 意図的に合格をつかむために
みなさまこんにちは。
横浜国立大学理工学部2年の奥山です。5月になりました。
4月から1カ月が過ぎましたが調子はいかがでしょうか。
この1か月間で学習の方法、習慣は確立されましたか?
その方法を続けていくことで、おそらく学力を得ることにつながるでしょう。
ただし、それが非効率だったり、間違った方向に進むものだったりしたら修正していく必要があります。
そのためには自己分析が欠かせません。
受験においては自己分析といっても、ただ自分自身を分析するのではありません。
自分の答案、自分の学習方法、それらのつながりについてなるべく相対的に、客観的に考えていくべきです。
ここでは自己の分析をするにあたって気を付けてほしいことを述べていきます。
まずは、なるべく具体的にすることです。
例として、私が浪人時代に見つけた自分の傾向を挙げます。
数学では有名角におけるsinやcosの変換でのミスが多くありました。
sin(π/3)を1/2としてしまったり、cos(3π/4)を-√3/2としてしまったりして点数をおとすことがしばしばありました。
また、英作文では冠詞の抜けが多いということを自覚していました。
ここまで自分のミスの傾向を具体的に把握できていると、対策するのは容易です。
sinやcosの変換のときは計算するスピードを落として慎重に行い、
英作文の見直しは名詞の冠詞をチェックしようと意識すればよいのです。
自己の分析を次の対策に直結させるためには、自己の傾向を具体的に把握することが重要でしょう。
次に、手で書き出して文字化することです。
これには様々な効果が期待できると考えています。
第一に思い出すことができることです。
人はすぐに忘れてしまいます。
昨日の夕飯はギリギリ大丈夫でも、1週間前の夕飯は特別なものでない限り忘れてしまっているのではないでしょうか。
1カ月前にしてしまったミスをまたしてしまわないことを目的として、1か月前の記憶を1分前にブラッシュアップするために分析結果を手元に置いておいていただきたいのです。
次に、シンプルにまとめることができます。
頭の中でぼんやり抱いているイメージに枠組みを与える要領です。
悩み事も書き出してしまえばそんなにたいしたことなかった、という経験はありませんか?
考えていることを文字化して再び目で認識することで内容を整理することができるのですね。
浪人生活はまとまった時間を確保して一つの目標をかなえられる、
これ以上ない絶好の場です。
「頑張って勉強したから合格しました!」だけでは、
『よかったね、おめでとう、これからもがんばって』で終わりです。
「どこをどんなふうに力を入れたから合格できました!」
と、意図的に合格をつかむ姿勢を忘れないでほしいです。
2025年 5月 6日 私が意識していたこと
こんにちは!早稲田大学商学部3年の河﨑です。
今回は、私が浪人を始めたときに意識していたことを3つ紹介します。
①授業内容を「人に説明できる」くらい復習する
浪人生活のスタート時期、私はまず基礎固めに集中していました。しかし、周囲の受験生も同じように基礎を見直していたため、どうすれば差をつけられるかを考えました。
そこで意識したのが、「授業で学んだことを人に説明できるレベルまで復習する」ことです。誰かに説明することを前提に勉強すると、知識を自分の言葉で整理できるようになり、理解も深まります。また、自然とアウトプットの習慣も身につきます。
浪人を決めた時点で競争はすでに始まっています。常に「今、何をすれば他の受験生より一歩リードできるか」を意識して勉強に取り組むことが大切です。
②計画を立てる
次に大切なのは、短期・中長期の計画を立てることです。
まずは受験日から逆算して、過去問演習をいつまでに終えるか、そのために必要な知識をいつまでに習得するかといった長期計画を作成しましょう。
長期的な見通しを立てておくことで、勉強への焦りを防ぎ、今やるべきことが明確になります。その上で、1週間単位の短期計画も立てていきます。「今週は何をどのペースで進めるか」を考え、日々の勉強に落とし込んでいきましょう。
最初は計画通りに進まないこともありますが、実行と振り返りを繰り返すことで、徐々に自分に合った計画を立てられるようになります。
③生活リズムを整える
最後に、生活リズムを整えることも意識しましょう。
無理に早寝早起きを目指す必要はありませんが、毎日一定の勉強時間を確保できるよう、起床・就寝のリズムを自分でコントロールできるようになりましょう。安定した生活リズムは、集中力や学習効率を高める上で非常に重要です。
今のうちからリズムを整えて、受験本番まで質の高い勉強を継続できる土台を作っていきましょう。
2025年 5月 5日 基礎固めとは「知っている」を「点数が取れる」に変えること
こんにちは。担任助手の久留です。
今日は、基礎的な内容の映像授業を受講する意義について、
私が考えていることをお伝えしたいと思います。
皆さんは、基礎的な内容の授業を受けていて、
「そのくらい知ってるよ!!受けなくていいのでは?」
と思うことはありませんか?
そう感じて、受講を疎かにしたり、惰性で受けたりすることがあるかもしれません。
でも、「知っている=受講しなくてもいい」なのでしょうか?
問題を解くステップから考えてみましょう。
<問題を解くステップ>
1 問題を読む
2 どの解法・知識を使って解けばいいかを認識する
3 解法・知識を問題に当てはめる
4 正確かつ時間内に処理する
この中で授業の内容がどう必要になるかを考えてみると、
例えば、授業で聞いた基礎知識が頭のどこかにあっても、
問題を見て思い出せなければ解けません。
また、その知識を瞬発的に思い出せるほど定着させていても、
①知識をどういう場面で使うかを理解し、
かつ、
②その場面と解いている問題の状況が似ていることを認識できなければ、
やはり解けません。
こう考えると、
単にその知識を見聞きしたことがあって「知っている」状態と、
「点数が取れる」状態には大きく隔たりがあるとわかります。
この隔たりを埋めることこそが、
「そのくらい知ってるよ!」という状態の基礎講座を受ける意義です。
だから、「知っている=受講しなくてもいい」ではないのです。
知っているからこそ、その上で「点数が取れる」状態にするために
すべきことを明確にするために受講するのです。
例えば、
予習で解けない問題は、受講で知識をどう使えばよかったのかを理解し、
どうすれば自分でもその知識を使うことを発想できるようになるかを考え、
解けた問題はより速く解けるように訓練してください。
この面倒な作業を何回積み重ねられるかが、
夏までの「基礎の定着」のカギとなると思います。
どうか、惰性で受講を進めることのないようにしてください。





