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2018年 5月 28日 意識

こんにちは。東京大学工学部3年の藤澤です。

 

 

今回は、私が受験勉強に向かう上で持っていた「意識」について話します。

 

 

 

私が意識していたことは主に

・上から目線で問題に対応する

・「たまたま出来なかった」はない

の2つです。

 

 

最初の意識については、試験中自分を落ち着かせるために有用でした。

 

とにかく、試験中なにか問題に詰まって焦りそうになった時には「所詮、今まで習った高校範囲の知識で解ける問題」と上から目線で考えることで、心に余裕を持って対応出来ました。

 

 

…と書くと精神論みたいになってしまいますね。

 

 

しかし各教科の基礎を固め、問題演習を積んでいけばいくほど実感できると思いますが、入試で出題される問題の大部分は既視感のある問題です。

 

つまり全くの新しいことを生み出そうとしているわけではなく、その点でもこうして心に余裕を持たせることで解き易さは結構変わってくるのではないかと思います。

 

 

 

2つ目の意識については、特に浪人してから強く自分に言い聞かせていました。

 

 

少し自分語りになってしまいますが、実は私は現役時も冠模試でA判定を取ったことがありました。しかし非常に成績の振れ幅が大きく、D判定なども取っていました。

 

 

本当にマズかったのはこの成績に対する私の捉え方です。悪い成績に対し「今回はたまたま出来なかったな」で済ませてしまっていたのです。

 

 

結局現役の頃、私はこの捉え方から卒業できず、模試の解き直しや復習を一切やらないまま、本試がたまたま出来なくて浪人してしまいました。

 

 

 

当たり前ですが「たまたま出来なかった」なんていう問題はありません。そこには出来なかった原因が必ずあり、その原因を特定し克服するために復習を行うのです。

 

出来なかった事実から目をそらすことなく、むしろ成績を安定させるチャンスだと捉えてしっかり復習しましょう。

 

 

 

この記事が皆さんの参考になれば幸いです。

 

それではまた。

 

 

藤澤