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2019年 6月 18日 浪人は義務じゃない

こんにちは。

今日のブログは、東京大学教養学部(PEAK)国際日本研究コース4年の吉川真希が担当させていただきます。

今回は「モチベーションの保ち方」ということで、私自身が浪人していたとき、どのようにモチベーションを維持していたかお話しさせていただきたいと思います。

 

正直に話すと、私はモチベーションが下がることはありませんでした。

更にいえば、モチベーションが上がることもありませんでした。

そしてお恥ずかしい話ではありますが、東大に入って何がしたいであるとか、将来の夢のためにどうだとか、先のことは特に考えていませんでした。

一年を通して、明確に言語化できるような大したモチベーションもなかったのです。

ただ私は日々、「浪人は義務じゃない、浪人したいから浪人している」と、至極当たり前のことを考えながら勉強していました。

私は義務だと感じた瞬間にやる気が失せてしまいます。

(同じように感じる方もいらっしゃるかもしれません)

例えば、大学の課題で「レポートを提出しなければいけない」と考えた瞬間に、レポートを提出する気が失せてしまうのです。とても厄介な性質です。

しかし、よく考えてみればレポートを提出することは義務ではありません。

当然、大学を卒業するためにはレポートを提出して単位を取得しなければなりませんが、そもそも、大学を卒業することは義務ではありません。

ならば、大学を卒業して○○がしたい→単位を取りたい→レポートを提出したい、と考えることで、レポートに取り組めばいいのです。

 

同様に、浪人も義務ではありません。

どこの大学に行こうと、もっと言えば大学に行かなくとも、自分の主観次第で幸せな人生を送ることが出来ます。

義務じゃない、浪人することは自分のやりたいことなのだ、という基本に立ち返ることで、「自分は今やりたいことをやっている!」と、なんだかわくわくしませんか?

私はそのわくわく感を大切にして、日々勉強に励んでいました。

こうして考えてみると、そのわくわく感が「モチベーション」だったのかもしれません。

 

ぜひ「やりたいことをやっている!」という思考パターンを参考にしてみてください。