ブログ
2025年 8月 6日 理想とギャップをどうするか
2年担任助手の中林です。
浪人生活も前半戦が8月で終わり、9月から後半戦という事で理想の進度とのギャップで焦っている人が多い時期になってきたと思います。
私自身も浪人期の8月は何ができていて、何が足りていないのか常に悩んでいた記憶があります。
そこで、今回は浪人を経験した私がこの時期に知っておきたかった、こうやって勉強と向き合っていればよかったと後から気が付いた事を今回は紹介します。
「勉強は理想の半分ほどしか進まず、
受験勉強はしなければいけないことが増えていく」
勉強計画は完璧なのに初日で計画がズレてしまうという人はおそらく理想のペースで勉強が進むと考えている人が多いです。
例えば、数学は1問20分で解けば2時間で6問進む計算になりますが、実際のところはどこかの問題で躓き40分あるいは1時間近く1問にかけてしまったという経験をした人は多いと思います。
また、考えている途中で公理が曖昧になってしまって不安だから基本、原理に戻るなどして時間を使ったという経験をした人もいると思います。
こうした理想のペースからズレる事が生じた時に勉強計画は破綻します。
ただし、今回私が紹介したいことは勉強計画の破綻が悪いという事ではなく、むしろ計画が破綻してでも気になったこと、理解しなければならない事に時間を費やすことが出来る貴重な時期であるという事です。
当時の私は計画に追われて、こなすだけの勉強になってしまい、結局のところ秋以降に上記の時間を必要とするという勿体ない経験をした記憶があります。
また受験勉強で安心できる、すなわち確実に受かると思える瞬間はおそらく来ない人がほとんどだと思います。
むしろ、確実に受かる自信があるならば特別のこだわりがない限り、志望校のレベルを上げて安心を最後までできない環境を作った方が受験勉強にはプラスに働くと思います。
2つ目に紹介する事は、
「安心できないというプレッシャーが、
受験勉強をするモチベーションになる」
という事です。
安心できないという環境は精神的には不安ですが、この不安感は適度な緊張感を自分に与え続けることが出来るので勉強のパフォーマンスという面ではプラスに働くと思えます。
個人的に今でも勉強をする時に大切にしていることは、不安感を抱えながら最後まで泥臭く足掻くという事です。
浪人期は漠然とした不安に押しつぶされそうになる事もあると思いますが、とにかく淡々と勉強をすることが大切だと思います。
長々と書きましたが、最後に受験期に大切にしていた羽生善治先生の言葉を記します。
「何かに挑戦したら確実に報われるのであれば、誰でも必ず挑戦するだろう。報われないかもしれないところで、同じ情熱、気力、モチベーションをもって継続してやるのは非常に大変なことであり、私は、それこそが才能だと思っている」





