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2021年 6月 29日 思考訓練のすすめ

こんにちは、担任助手の工藤です。今回は秋以降の演習にも役立つ思考訓練の話です。

皆さんは夏までに授業を中心として多くのことを学んできたことと思います。夏以降は、その学習事項を基礎として、演習に取り組んでいくことになるでしょう。

これに関して、受験生の頃の私はふと思いました。インプットは受動的な行為で、アウトプットは能動的な行為だ。具体的に言えば、これまでは学習内容を理解すれば十分だったのに対し、これからの演習では自ら考え解答する必要がある。そして、演習で要求される思考力はすぐに体得できるとは限らないから、日頃から論理的思考に慣れておくべきなのだと。

このことに思い至った受験生の私は、それまでの詰め込み一辺倒の学習姿勢を反省し、7月以降日々の学習において思考力を上げるための訓練をするようになりました。この訓練で、思考力の向上に寄与していた(と思われる)メニューを3つ挙げます。

 

1.定義を押さえる

定義は議論の出発点です。議論する際には度々そこに立ち返ることになります。ですから、しっかりと論理を展開するためには、ここを徹底的に把握することが必要です。

(悪い例:円とは円い図形だ。←円い図形なら円以外にも無数にある

良い例:円とは平面上のある一点から等距離にある点の集合だ。)

 

2.未知の問題を既習事項に帰着させる

問題を既に知っているものに言い換えていくということです。解法が見つかっている問題に言い換えられれば、未知の問題であっても解けますね。(例:xの2次方程式x^2-3x+2=0は、(x-1)(x-2)=0と同値なので、与方程式を解く問題は、2本の1次方程式を解く問題に帰着される)

 

3.自分で問題を設定して、自分なりに解を与えてみる

既知の事項を使って主体的に考えるというところが肝です。その過程でどの既習事項をどうやって問題に応用するか、自問自答することになるので、良い勉強になります。(例:三角関数の定義から加法定理を自力で証明してみる)

 

以上、思考訓練のコツでした。まだ時間があるので、思考訓練にはもってこいの期間です。これから頭の使い方を練習して、秋以降スムーズに演習に入りたいという人の参考になればと思います。