ブログ | 東進ハイスクール 新宿校大学受験本科 大学受験の予備校・塾|東京都

ブログ 2023年11月の記事一覧

2023年 11月 30日 徹底的に考える

皆さんこんにちは一橋大学2年の島村です。

本格的に寒さが強まってきて上着なしでは生活できなくなり、CMなども年末を謳うようになってきて、冬の始まりや今年の終わりを感じ始めるとともにもうそろそろ受験本番が近づいてきていると焦りを感じる受験生も多いのではないでしょうか。

そんな時期に私が意識していた事や今の受験生に対して伝えたいことをこのブログに書かせていただきます。

 

私が皆さんにお伝えしたいことが2つあります。

1.徹底的な本番意識

「これまで何回も模試を受けてきたし、自分は共テ過去問演習も十分行ったから、本番に対してのシナリオは自分の中でできている!」と思っている方、本当にそうでしょうか?

私はこの時期の共テ模試は徹底的に本番を意識しました。

まず、模試会場に到着する時間です。皆さんは本番の試験会場に向かう際に遅延などを考慮して試験開始一時間前には到着するように家を出発し、早めについて受験科目の知識の整理を行うでしょう。ならば模試などもそうするべきです。

模試になると試験開始ギリギリに来たり、遅刻してきたりする受験生がいますがそれは本番に現れてしまうと思います。

また数学の計算などもきちんとレイアウトなどを考えて行っているでしょうか?本番では緊張して筆が走ってしまうことや文字が乱れることを考慮して普段から綺麗なレイアウトで計算するように練習しておくべきだと私は考えます。

そのほか前日の夜に食べるものや当日の朝に食べるもの、休憩時間に行う事など気を巡らせることはいくらでもあります。

今まだ比較的に精神的に余裕があるときにそこの細かいことを詰めておきましょう。こういったシュミレーションが最後に大きな差になると思っています。

 

2.受かった自分を想像する

ここまで来たら最後はやり切るだけです。

ここで一番重要なのがモチベーション管理です。

ここまでいくら頑張っていても最後に走るのをやめてしまったら今までの努力が無駄になってしまいます。

この時期特に自分の「できないこと」ばかりに目がいってしまって自分のやるせなさに気が滅入ってしまうこともあると思います。

しかしできないことに目を向けてはいけません。これまで4月から頑張ってきた自分を信じて「できるようになったこと」に目を向けるのです。これもできるようになったし、あれも昔は分からなかったけど今なら余裕で分かる!」といった具合に数えきれない「できるようになったこと」があると思います。それを信じていれば大丈夫です。

また、受かった自分を想像することが重要だと思います。

自分は受かって友達と旅行に行く事をモチベーションに今の時期を乗り越えました。皆さんも受験後に行いたいことを想像してみてください。きっと大きな力になると思います。

残り短いですが最後まで頑張りましょう!

 

2023年 11月 29日 まだ何も決まっていない

 こんにちは。二年担任助手の村田です。

 寒暖差が酷く、体調管理に特に気を遣わなければいけなくなってきました。コロナウイルスはもちろんインフルエンザも流行っているので、手洗いうがいをしっかりして入試本番を最高のコンディションで迎えられるように気を付けていってほしいと思います。

 

 さて、これを読んでくださっている皆さんは今自分が第一志望に受かる確率はどれくらいだと思いますか。

 自信をもって「100%」と言える人もいるでしょうし、「頑張っても20%?」「いや全く受かる気がしない。0%だ。」考える人もいると思います。それぞれいろんな考えがあると思いますが、私は、これまで受験勉強を頑張ってきた人なら、みんな「50%」だ、と考えます。

 これは単に模試の成績がどうかや、普段人よりも勉強できているかどうかというようなことではなく、極端な話、まだ入試を終えていなくて、当然自己採点すらしていない皆さんが受かるか受からないかなんて、今の時点では分からないということです。

 これもまた極端な話ですが、過程は合格・不合格問わず考慮されることはありません。毎日13,4時間勉強して不合格になる人もいれば、一日に2時間もまともに集中して勉強していなくても合格する人だっています。

 

 私が伝えたいのは「入試当日まで、誰もが合格を勝ち取る権利を持っている」ということです。

 だから今まで自分が積み上げてきた勉強時間と知識と努力にぜひ自信を持ってほしいと思います!

 私自身、受験生の時は何度も体調を崩し、満足いく受験勉強ができず、さらにどんなに成長したと思っても、模試の成績は最後までまともに伸びませんでした。

 ですが最終的には共通テストも模試以上の点数を出し、第一志望だった早稲田大学に合格することも出来ました。おそらく私よりも勉強時間を確保し、より充実した生活を送っていて、それでも合格できなかった人もいるでしょう。

 私が合格した要因は、もちろん東進にいる担任・担任助手の先生方からのアドバイスをもとに学習計画や受験戦略を立てられたこともそうですが、何よりも自分自身が私立最後の入試の、最後の科目の、最後の見直しの時間まで自分を信じ続け、決してあきらめなかったことにあると考えています。

 

 だから、皆さんも最後まで決して止まることなく、受験最終日まで自分を信じて勉強し続けて欲しいと思います。応援しています!

2023年 11月 25日 やるか、後悔するか

こんにちは。担任助手1年の大島です。

11月も終わりに差し掛かり、受験まで残すところわずかとなりましたね。寒さも一段と厳しくなってきたので、くれぐれも体調管理には気をつけましょう。

みなさんは「あのときああしておけばよかった」、「もっとこうしていれば」と感じたことはありますか?

誰しも一度は経験したことがあると思います。私は学校の定期テストが始まるたびにもっと早くから勉強を始めていればと後悔していました。これを裏付けるように、ボストン大学のリサ・アベンドロフさんが興味深い心理学の研究結果を発表しています。海外旅行に行った旅行者を対象とした研究で、「お土産を買ったとき」と「お土産買わなかったとき」の間でどちらが後悔は大きいかというものです。結果、「お土産を買わなかったとき」の方が、「お土産を買ったとき」に比べ、後悔は大きかったそうです。このように、やらなかった時の後悔は、やったあとの後悔より大きいことが科学的にも証明されています。

これは受験でも同じことが言えると思います。普段の定期テストは学期ごとに実施され、ある程度回数があり修正も利くので後悔はさほど大きくないかもしれませんが、受験は一度きりです。チャンスが少なく、人生を左右するものである分、やらなかった後悔はより大きくなると思います。では、どうすれば「やらなかった後悔」を無くすことができるのでしょうか。

それは、目的を明確化することです。受験であれば、自分のやりたいことを実現するために志望校合格を目指すなど。目的が明確になれば自分が今やるべきことは何かを考え、行動に移しやすくなります。

結果が出なかったら努力しても無駄だという考え方もあると思いますが、私はそうは思いません。例えうまくいかなかったとしても、頑張ったことが経験として残るからです。しかし、何もやらずに終わってしまったら残るのは後悔だけです。

人生は選択の連続です。自分が今どう行動するかで未来は大きく変わります。試験当日、あの時勉強していればと思わないように、最後まで諦めず、一緒に頑張りましょう!最後までお読みいただき、ありがとうございました。

2023年 11月 24日 私が本番に向けて行っていたこと

こんにちは、早稲田大学商学部1年の河﨑樹です。

さっそくですが「本番に向けて行うこと」と聞いてどう思いましたか。

「まさに今本番に向けて勉強してるよ!」「本番に向けて1年、もしくはそれ以上受験勉強に捧げてきてのに、今更これ以上意識することってあるの?」って思った方、何人かいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、本当に本番に向けて行動できていますか。少々細かくはなりますが、今回本番を2度経験した私が本当に有効だと感じたことを説明するので関心のある方は参考程度にご覧いただけると幸いです。

 

私が本番に向けて行っていたことは「本番のイメージを持って生活を送る」ことです。

本番のイメージとは、受験日当日に行うこと全てを指します。例えば、実際に受験会場で自分が試験を解いている様子や試験の間の休憩時間に行う苦手範囲を確認をする様子、さらに試験会場で昼食を食べる様子などです。

そして、最初に述べた本番のイメージを持って生活を送ることとは、受験当日をイメージし、できる限り現在の生活に当てはめていくことです。

しかし、普段生徒を見ていて気付いたことがあります。それは「受験当日をイメージして行動するなんて模試の日だけ十分だ」という生徒が多いということです。

実際は、模試の日だけでは十分ではありません。そもそも普段から受験当日をイメージして生活をしていないのに、なぜ模試の日に突然受験当日を想定した行動が取れるのでしょうか。模試の時間割に従って行動していれば、受験当日さながらの行動が出来ていると勘違いしがちです。具体的に自分の行動を顧みると、月1回程度の久しぶりの模試で取る受験日を想定した行動では無駄が多かったりするものです。なので、模試当日だけでは不十分だと私は考えます。

最後に、普段から受験日を想定した行動を取ることで、当日どのようなメリットを得られるのか説明したいと思います。普段から受験当日を想定して行動を取っていれば、行動の無駄に気づき、効率化を図ることが出来ます。

例として、試験の間の休憩時間の単語帳の確認を挙げます。短時間で単語帳を確認するために最も効率的な手段は何かを普段から考えて学習に取り組むことで、本番の試験直前で効率よく単語をインプットできます。特に私大における数点の差は非常に重みがあるものです。このように普段から受験当日を想定し行動を取ることで行動の無駄を省き、当日の学習で周囲と差をつけることが出来ます。また普段から受験当日を想定することで想定外のミスを減らすことが出来ます。

昼食を例に挙げます。普段から食後どのぐらいの時間が経てば眠気を感じるのか、どのぐらいの量であれば集中力に支障が出ないのかを考えて日常に反映させていれば、当日食事によって試験に支障が出ることを防ぐことが出来ます。

「昼食は試験に関係ないじゃないか」と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし私は去年食後にデザートと珈琲を摂取したことで血糖値が急上昇して焦燥感を抱き、試験に集中できいなかった経験があります。なので昼食という試験に無関係に感じる場面もしっかり対策することをおすすめします。

 

以上私が本番に向けて行っていたことです。

ここまでご覧いただき誠にありがとうございます。少しでも皆さんの役に立てていれば幸いです。皆さんのご健闘お祈りします。頑張ってください!