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ブログ 2023年10月の記事一覧

2023年 10月 15日 一人暮らしをしている方へ

こんにちは!担任助手1年の横山です。

寒暖差が激しくなり、また花粉の季節でもある今は、非常に体調を崩しやすい季節なので、体調管理には気をつけてください。特に睡眠時間を確保することを心がけましょう。

さて今回は、一人暮らしをしながら受験勉強をしている方に向けて伝えようと思います。

それはずばり、

意識的に会話を増やす

ということです。

一人暮らしをしていると、どうしても家族との会話が減ってしまいます。人との会話なんて成績には関係ないと思うかもしれませんが、ずっと誰とも話さずいると、どうしても精神的に辛くなってくることがあります。ある調査によると、コロナ禍で会話の量が減り、およそ半分の人が“ストレスが溜まりやすくなった”と回答しています。ただでさえ受験本番まで残り半年を切り、焦りや不安が募ってくる季節なので、できるだけ精神的な負荷を抑えたいですね。

特に家族との会話を増やすことは、もう一つメリットがあります。それは、家族の不安を和らげることです。ただでさえ辛い受験勉強を、親元を離れてするということは、本人だけでなく家族にとっても非常に大きな選択です。あなたがどのように普段過ごしているのか、何に困っているのか、きっと家族の方は知りたがっているでしょう。できればこれらのことを伝えられると良いですが、なかなか家族に相談しにくい時は、他愛のない話でもいいので、あなたの声を聞かせてあげるとご家族の方は安心されるでしょう。

しかし注意点もあります。それは、ダラダラと喋り続けないことです。皆さんの中には、友達と電話していたら深夜になってしまったという経験のある人もいるでしょう。自由時間で最も大切なことは、休息を取ることです。話しすぎるあまり睡眠時間が削られるようではいけません。そこで私が実際にしていた対策は、話す前に「何時までに終わりたい」と宣言することです。友達と話すことはストレスの解消になり悪いことではありませんが、普段の生活に影響が出ないようにしましょう。

受験勉強で一番大切なのは、“継続”です。本番まで残り半年、なるべくストレスを軽くしながら乗り越えられるようにしていきましょう。応援しています!

2023年 10月 14日 ルーティンをすることの大切さ

こんにちは!早稲田大学教育学部1年の若杉沙羅です。

突然ですが、皆さんは、勉強において毎日必ず行うように決めていることはありますか?

毎日決まったことを行うことをルーティンと言いますが、受験勉強でも、志望校合格のために有効であるため、皆さんにぜひ取り入れてほしいと考えています。

私自身浪人生の時、勉強内容について一番重要視していたのは「ルーティンワークを毎日確実に行えているか、行う時間を確保できているか」ということでした。

そこで今回は、私自身が行っていたルーティンと、その有効性についてお伝えしたいと思います。

まず、私自身が去年1年間行っていたルーティンです。

主に単語や文法などの基礎知識をそれぞれ何ページずつやるのかを、具体的に決めて行っていました。

私が行っていたのは以下の5つです。

①英単語 200単語/もう1種類の単語帳を200単語 計400単語

②英熟語 50個~100個

③英文法、構文 1.5時間

④古文単語 50個

⑤古文文法、漢文句法 テキスト1周/2日

これらを、電車の中やお昼休み、休憩のタイミングに分けて行っていました。

(苦手な英文法、構文は量を決めてしまうとダラダラしてしまうことがあった為、時間で区切ることでメリハリをつけるようにしていました。)

 

次にルーティンワークが有効な理由は主に二つです。

1つは、基礎知識の定着に向いているということです。基礎知識といえば主に単語や熟語、文法などですが、こういった基本的な部分は、ある程度覚えられていたり、過去問演習に入った後だったりしても、毎日繰り返した方が良いです。ですが、忘れずにやろうと思っていても、ついついやり忘れてしまったり、問題演習よりも単純な作業になるので面倒くさくなって後回しにしてしまったりということも多いのではないでしょうか。

そのため、何をどれだけやるか具体的に決めて固定化してしまうことで継続しやすくなるのです。

 

二つ目は、精神面でも良い効果があるためです。

まずルーティンワークは、勉強に集中するためのスイッチになります。実際、私はお昼休みなどの休憩を挟むと、なかなか集中しなおすことができず、お昼休憩が過ぎた後もダラダラしてしまっていた時がありました。ですが毎日やっている勉強を行ったことで自然と勉強モードに切り替えることができていました。

勉強の気分じゃない、なんとなくだらけてしまっているといった時には、ルーティンにしていることを実行してみると、自然とスイッチが入ると思います。

また、本番の試験の際には気持ちを落ち着かせるために使うこともできます。いつもと違う環境で大体の人が緊張してしまうと思います。その中で「いつもとおなじことをする」ことで普段の勉強時に近い精神状態に持っていくことができます。

 

以上が主に私が紹介したいルーティンの効果です。

受験ではあと1点足りなくて志望校に合格できない可能性もあります。そのような厳しい勝負の中で詰めの甘さは命取りになると言えます。そのため、基礎的な知識はなんとなくではなくしっかりと身に着けていってほしいと考えます。また、身に着けた実力を出し切るためにどうしたら実力を最大限発揮できるかを考えていってもらいたいです。

 

長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

2023年 10月 13日 限られた時間を有効に使うために

こんにちは、担任助手2年の牧瀬です。

夏の暑さもこえて、急に秋を感じる時期になりましたね。朝晩冷え込むので、体調管理には気を付けてくださいね。

さて、本番も近づいてきてかなり焦りを感じている人も多いのではないでしょうか。今回は「時間の使い方」について私の経験も踏まえてお伝え出来たらと思います。

私のことについて話すと、浪人期は「栃木の実家から往復3時間かけて校舎に通う」、という少し特殊な状況で勉強をしていました。他の人と比べても自由に使える時間が短かったのですが、その中で私は次のようなことを意識していました。

 

1.賢く休憩時間をとる

焦る時期だとは思いますが、パフォーマンスを最大限発揮するためにも適度にリフレッシュすることは不可欠です。とはいえリフレッシュしたらしたで、ダラダラと長引いてしまうことも皆さん経験したことがあるのではないでしょうか。私は長い通学時間をリフレッシュの時間として、本を読んだり音楽を聴いたりすることに使っていました。

そう聞くと「そういうスキマ時間こそ活用すべきなのでは⁉」と思う人もいるかもしれませんが、満員電車など普通にしていてもストレスの多い環境の中で勉強するのは効率としても精神的にもあまり良くないなと思ってそのように行動していました。

通学時間をリフレッシュタイムに充てていた最も大きな理由としては「終わりが定まっている」ということでした。終わりが定まっていることでダラダラすることなくリフレッシュすることができていました。皆さんもこんな時期だからこそ、「終わりが定まっている」時間を活用して、賢くリフレッシュしてください。

2.優先順位をつける

この時期になると、「あれもやらないと、これもやらないと」という思いに駆られて、つい手いっぱいになってしまうことも多いのではないでしょうか。そこで重要なのが「優先順位をつけて行動する」ことです。私は毎朝、1日でやるべきこと・やりたいことをリストアップし、それに優先順位をつけてから1日の勉強を始めていました。不安な思いはいろいろあると思いますが、時間は有限です。「自分は何のためにそれをやるのか」よく振り返りながら、今自分に本当に必要なものを見極めてもらえたらと思います。

3.校舎にいる時間に集中する

これは当たり前のことのようで、意外と重要です!よく生徒の話を聞いていると、「帰ったらこれもやって、あれもやって…」という声もたまに耳にします。勉強熱心なのは良いことですが、それ以上に重要なのは校舎にいる時間にどれだけ集中して勉強に取り組めるかです。どれだけ夜、睡眠時間を削って勉強したとしても、結果として校舎にいる時間に集中できなかったら正直もったいないです!先に紹介したリフレッシュにしても優先順位をつけるということに関しても、ここに目的があります。もしかしたら、昼間はあまり集中できないけれど夜になったらスイッチが入るという人もいるかもしれませんが、皆さんが見据える試験本番は昼の時間にあります。生活のバランスが崩れている人は早急に改善して、校舎にいる間にある程度勉強もやりきって、家に帰ったらできる限り早めに休みましょう。

 

以上、大きく3つのことをお伝えしました。本番まで限られた時間ではありますが、日々完璧ではないにしても、その日にできる最善を尽くして、十分やり切ったと自信を持って本番迎えられるようにしていきましょう!!

2023年 10月 10日 さぼることを覚えてしまったあなたへ

こんにちは!担任助手3年の古屋亮です。

肌寒い日増え、秋の訪れを感じている方も多くなってきたのではないでしょうか。色々病気も流行っていますし、気温の変化にもやられないよう、睡眠、食事、休養は欠かさず取り、受験当日まで継続的に勉強を続ける為の体調管理をしっかりと行っていきましょう。

さて、今回は1年の半分が過ぎ去ったこの時期に、成績がちょっと良くなったことによる慢心や、逆にやってもやっても上がらない憤りから、ちょくちょく勉強をさぼることを覚えてしまったあなたに伝えたいことを書いていこうと思います。

大きく分けて、伝えたいことは3つです。

1.本当にもったいない

あなたが4カ月後、第一志望校にあと数点差で落ちてしまった未来を考えてみてください。容易に想像がついてしまうと思いますが、さぼっていた自覚のあるあなたは、きっと自分が嫌になるほど後悔をすることになると思います。さぼってスマホや娯楽に逃げてしまった分勉強していたら受かっていたのではないか。なぜ、あとひと踏ん張りが出来なかったのか、と。

またそれだけではなく、受験のような、人生においてもかなり大きな岐路となるイベントに一年間(やそれ以上)全力で取り組むことができる機会なんてこれからそうそうありません。しんどければしんどいほど、頑張ってこの一年間を全力で乗り越えた時そこから見える景色や感じる達成感は、本当に全力でやった人にしか味わえない最高のものになるはずです。

 

2.あなただけじゃない

そうは言っても僕らは人間です。もちろんさぼってしまう日がたまにはあるかもしれません。実際、受験生時代の僕もそうでした。ここで言いたいことは、もしあなたがさぼってしまった時に「なんで自分はこんなに頑張れないのか」と自己嫌悪に陥る時間は無駄だということです。あなただけが頑張れないんじゃないんです。皆頑張れない時が少なからずあるのです。なので、あなたがさぼりを自覚した時には、自己嫌悪を抱くことではなく、残された時間で何ができるのかを考えることに時間を使いましょう。

 

3.変えられるのは今この瞬間から

さぼってしまったと自覚したその瞬間から、やるべきことを始めましょう。人間は過去には戻れませんが未来はいくらでも変えることができます。その時点からの最高到達点に達する為には、自覚をしたその瞬間から全力を尽くして残された時間を有効に使わなければならないのです。

 

以上3点が今回僕が伝えたかったことです。この話を聞いてどきっとした方も、自分には関係ないと思った方も、精神が不安定になりがちなこれからの時期に、困ったとき思い出せるように頭の隅にでも置いておいてもらえたら幸いです。

あと4か月、一緒に頑張りましょう!!

2023年 10月 9日 復習はどこまで行うべきか

こんにちは!担任助手の稲田です!

夏の暑い日々が終わると、急に気温が下がり、肌寒い季節になりましたね。

このぐらいの時期なると、過去問など、演習に取り組む機会が多くなってきているのではないでしょうか。

そこで今回は、演習の復習についての話をしたいと思います。

 

みなさんは演習を行った後、解答を確認して、間違えた問題を解いたり、もう一度通して解いたりするだけで、復習を終わりにしていませんか?

実際、自分もそのような方法で行っていた時期もありました。しかし、今はその復習方法で効果的ではないと思っています。

間違えてしまった問題に対しては、解けなかった理由を考え、解答、解説、参考書等で確認し、自信をもって解答できるようにする。

これはほとんどの人ができていることだと思います。

 

では、正解した問題の復習はきちんと行えていますか?

単語や文法などにある、ただ知っているか知らないかを問われているような問題はさておき、根拠をもって解答する必要がある問題を、なんとなくで当ててしまった時、その問題の復習をどのようにしていますか?

記述式で言えば、どうしてその解法で良いのか、解答の元となる部分は本文のどこにあり、どうしてそれが正答になり得るのか?

選択式で言えば、どうしてその選択肢が正解で、他の選択肢が間違っているか?

そういった根拠となる部分を説明できるようにならなければ、初見の問題への対応力はついていきません。

演習において、解けるということは、ただ正解するということではなく、根拠をもって正解できることであると、考えています。

今回は、自分の演習の復習に対する姿勢を紹介することで、今一度日々の学習における復習について考え直す契機になればいいなと思い、このブログを書かせてもらいました。

急激な気温の変化で体調を崩しやすいので、体調管理をしっかりと行い、学習していきましょう!