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2022年 10月 25日 モチベーションの保ち方

 こんにちは。担任助手の吉安です。肌寒くなり、すっかり秋めいてきましたね。一方、受験生にとっては秋~冬が一番スランプになりやすい時期であるかと思います。むしろ、割と秋がスランプになるのは当たり前と言ってもいいかもしれません。なぜなら、夏休み頃に現役生とともに「受験の天王山」と煽られ勉強し続けたスタミナ切れがそろそろ効いてくる頃である上に、現役生はここで突然伸び、浪人生の相対評価が一気に下がる頃だからです。また、秋という季節に焦りを覚える人、体調不良になる人も少なくないでしょう。

 しかし、ここでスタミナがないから、成績が下がったから、現役生が伸びたから、という理由でもう受かる希望が無くなったわけではありません。もし大学に譲れない理由で受かりたいと強く思っているならば、このようなちっぽけな理由で折れないでしょうし、少しでも不安や焦りを感じているのならば、それはあなたの執着不足か、戦略不足の可能性が高いです。

 まず、執着不足を改善する方法として、あなたが行きたい大学をよく知ることです。秋と言えば大学の学園祭が開催される頃でもありますし、感染症予防でそれらに参加は難しいとしてもネット上に大学の紹介資料、所属教授の論文、研究室の紹介、、など目指している大学の情報はいくらでも見ることが出来ます。意外にもこのような資料を一切見ず、ただ偏差値や世間的評価を見て決めている人が多く、そのような人ほど受験勉強中もしくは入学してから挫折していることが多いです。もしあなたの志望校が本当にあなたのしたいことをしている大学だと知ったならばこだわりは自ずと湧いてくるはずですし、むしろ違うのなら、志望校を変更するラストチャンスが秋でもあります。

 次に、戦略不足に関しては、様々な方法論が飛び交う中で、他人のやり方に左右されずに勉強することは難しいでしょう。しかし、入試を合格するにあたって「正しい」やり方などは存在せず、自分の性質や性格に合わせた自分なりの受かり方しかありません。他人が今数値的にどれくらい出来ているかを気にするよりも、受験生が考えるべきなのは、自分は最終的にどのような受かり方をするために現時点で何をできるようにならないといけないのか、です。それを実行するにあたって多少の副作用で点数が下がることはやむを得ない場合もありますし、最終的に帳尻が合えばこっちの勝ちです。

 結果や周りの環境を言い訳にせず、自分で考え、あと4か月頑張ってください。応援しております。