直前期のストレス対処 | 東進ハイスクール 新宿校大学受験本科 大学受験の予備校・塾|東京都

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2023年 12月 30日 直前期のストレス対処

こんにちは!担任助手一年の横山です。

さて今回は、精神的なことについてお話ししたいと思います。

誰にとっても大学受験は精神的に負荷のかかるイベントです。

特に今は、共通テストも間近で辛くなってくる頃でしょう。そんなみなさんの助けに少しでもなれれば幸いです。ただこの後書くことはあくまでも私の体験にもとづいたことなので、参考程度にしてください。

まず私の体験から簡単にお話しします。

12月中旬からストレスにより、ペンをうまく持つことができなくなる症状が現れ始めて、年明けからは精神的に辛く落ち込む時間が増え、食欲が低下してしまいました。朝は特に辛く、登校する時間が遅くなってしまいました。

そんな私がみなさんに伝えたいことは2つあります。

1つ目は、精神的に辛い状態でも、受験に合格することは可能であるということです。

精神的な辛さは時に勉強に影響を及ぼします。長い時間勉強することができなくなったり、集中ができなくなったりしてしまいます。そんな時、どうにかしてそんな精神状態から脱却しようとして、病院に行ってみたり、薬を服用してみたりします。実際私も精神科の先生にカウンセリングをしていただき、漢方を服用していました。もちろん少しでも症状を緩和しようとすることは大切です。

ただ、そもそもその精神状態の原因は、受験です。なので、受験が終わらない限り、ある程度は精神的な辛さが伴ってしまいます。そんな中で、”こんな精神状態では合格するはずがない”と無理に普段の状態に戻ろうと思い込んでしまうと、なかなか治らない現実とのギャップが、逆にストレスの要因となってしまうことは、想像に難いことではありません。むしろ、症状の緩和を目指しつつ、いかにこの状態で受験に照準を合わせるかに注力したほうがいいと思います。

2つ目は、そんな精神状態ではむやみに受験を諦めるという決断をしない方がいい、ということです。

いま一年前の自分を振り返っても、その当時の精神状態は理解できません。逆に、その当時の自分からは、普段の自分の考え方が理解できるような状態ではありませんでした。ただ、辛い精神状態も、受験という原因が終わればいつか回復する時が来ます。その当時は考え抜いて決めたことでも、回復した後の自分にとっては後悔が残る決断となってしまうかもしれません。だから、いつもにも増して周りの意見を聞き、決断には慎重になるべきです。今後も続く人生で後悔が残らないように。

私もどうにか、第一志望に合格することができました。

そしてこの2点は、同じような方の助けになればと思います。

あと3ヶ月もすれば、受験は一区切りがつきます。辛い日々が続くと思いますが、自分を労わりながら、なるべくストレスを溜めず、なんとか乗り越えられることを願っています!