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ブログ 2022年09月の記事一覧

2022年 9月 30日 【満席締切】第3回東大本番レベル模試(10/16)

10月16日(日)実施[第3回東大本番レベル模試]は満席となりました。

申込受付を締め切らせていただきました。

2022年 9月 23日 秋以降の短期的なモチベーションの維持について

こんにちは!担任助手4年の志波です!

夏休みが終わり、多くの人は過去問演習を始めたり、基礎の復習を徹底的にやっているのではないかと思います。皆さんは順調に学習を進められていますか?

長い受験生生活の中でモチベーションが定まらない時は少なからずあると思います。

もちろん僕自身も毎日、懸命に勉強していましたがたまにはやる気が全く出ない日もありました。そんな中、少しでもモチベーションを上げて学習することが大事だと思っています。
そこで今回は「短期的なモチベーションの維持」についてお話ししたいと思います!

 

1.学習項目の細分化

大学受験において一日にやるタスクは膨大なもので取り組むのが億劫になりがちです。

そこでまずはやることを細分化して学習に取り組むハードルを下げることが重要になってきます。人間は初動に一番大きな力を使います。家で寝転んでテレビを見た後に動くのってとても面倒くさいし、やる気が出にくいですよね。これは新しい物事に取り組む際に莫大なエネルギーを消費するのが原因です。その際、未来におけるタスクの量がモチベーションに直接的に影響するため、敢えて少ないと認識することで最初のアクションにスムーズに移行することが出来ます。

(例)

過去問演習→①過去問を解く➁答え合わせ③見直しと過去問分析

文法の復習→①1~4章 時制から仮定法 ➁5章~7章 不定詞から分詞

といったようにやることを細分化し、その達成感を積み重ねていくことで自己肯定感の向上と入試本番における確固たる自信になります。

とにかく良い面が沢山あるのでぜひ試してみてください!

 

2.趣味や好きなもので息抜きをする

勉強を継続する中でゴールの設定、ご褒美の設定をすることはモチベーションの上昇に良い影響を与えてくれます。そのゴールに向かって自分を駆り立てられる褒美や期間を把握し、学習に対する意欲を高めていきましょう!

例えば好きなテレビ番組が週1回30分であるとすればそれを見ることを目標にタスクを終わらせることを頑張ります。自分がやるべき範囲が終わったらケーキを買うと言ったことでもいいでしょう。コツとしては何点以上という不確定な要素を目標とするより何ページやるといった確実に頑張れば達成できる目標を設定することをおススメします。理由としては頑張れば誰でも達成できるということと自己肯定感を高めやすいということが挙げられます。まずは自分が達成できる数値を設定してコツコツやっていけると非常に良いと思います。

 

以上のように短期的なモチベーションの上げ方について説明してきましたが長期的なモチベーションを維持するためには結局のところ「志望校に対する熱い思い」だと考えています。

今回はこの要素を前提としてお話しているので短期的、長期的どちらも上手く駆使して有意義な受験生活を送ってほしいと考えています!

2022年 9月 17日 過去問と目的意識

東京大学2年、担任助手の古屋亮です。

もう1年の半分が過ぎようとしていますね。なかなか成績が上がらない人にとってはこの半年はあっという間に思えて、残された半年という短い時間に焦りを感じてしまっているかもしれません。しかし、やるべきこと(あと受験までどれくらい時間があり、自分が受かるには何点とればよいのか、その為に何をどう勉強するべきかを考え、実行すること)はいつになっても変わりません。現役生はもちろん、本科生の皆さんも、きちんと勉強していれば受験当日の朝まで実力は伸び続けます。あせらず自分と向き合いながらコツコツ毎日成長しましょう!

今回は過去問の目的について僕の考えを話したいと思います。

皆さんは何のために過去問を解いていますか?受ける大学の問題傾向、時間配分の目安を知る、今の自分の実力を測るなど色々あると思います。どうせやるのであれば、きちんと目的を意識しながら、自分の実力が最大限あがるように取り組んでほしいので、僕が考え得る過去問を解く目的、意識次第で何が得られるのかを全て書き出してみました。

①問題傾向を把握する

②時間配分の目安を知る

③今の自分の実力を測る

④忘れている知識を確認する

⑤知識を増やす、定石を増やす

①,②→試験本番での立ち回り方を決めるためのものです。問題傾向、時間配分の目安を知り、自分の得意分野苦手分野を考慮して本番での問題を解く順番、時間配分を決めておくことができます。

③.④→これからの勉強方針を決めるためのものです。合格までに何が足りないからどうやって勉強していくのか、残り時間と相談しながら勉強計画を立てる参考にすることができます。

⑤→自分の実力をあげるためのものです。「教科書や参考書、問題集で実力をあげ、過去問でそれを試す」という意見をよく聞きますが、個人的な意見としてはそれには反対です。反対というか、過去問ほど自分の実力をあげるのに適した教材はないと思っています。

過去問というのは、高校生までの全ての勉強の集大成として、色々な知識、考え方を織り交ぜながら、その理解が生徒にあるかを問うために大学の先生方が作られたものです。つまりたった一問に対しても、それを解き、復習することで吸収できる知識や考え方が山ほどあるということなのです。

このように、過去問を解く目的は様々あり、それぞれでその活かし方も変わってきます。ただ闇雲に解きまくるのではなく、自分は何のために解いているのか、これを解き、復習したらどんなことを身につけられるはずなのかをきちんと意識して取り組みましょう!

最後まで読んでくださりありがとうございます、応援しています!

 

2022年 9月 16日 過去問を計画的に進めるコツ

こんにちは、東京大学文科1類2年の久留です。急に秋らしくなってきましたね。おいしいものを食べて、ストレスを緩和していきましょう。

突然ですが、人の記憶は思い出すという操作によって定着度が上がるそうです。テスト中に奇跡的に思い出せた事柄が、その後ちゃんと定着するのはそのためです。このことからもわかるように、インプットだけでは記憶は定着しません。どうしても定期的なアウトプットが必要になります。ここで、過去問は計画的・定期的に演習することで、いいアウトプットになります。

過去問を定期的に演習する上で難関となるのが、復習に時間がかかりすぎるという問題です。演習のたびに復習すべき点が見つかり、その範囲を教科書に戻って網羅的に勉強していると、演習の計画が後ろ倒しになり、何度も計画を立て直すという悩みが出てくると思います。

確かに、復習すべき点の個数も、それぞれにかかる時間も、計画を立てるタイミングでは不明です。

しかし、単純に時間制限を決めるだけでは、するべき復習が終わらないままになってしまうという問題が出てきます。

そこで、過去問復習の際に、過去問以外の教材を使うような、やるのに時間がかかりそうなこと(たとえば、教科書の網羅的復習、暗記、例題の確認等)が必要だということが分かったら、まずはリストアップしてみるということをお勧めします。そして、過去問分析がひととおり終わった時点でそのリストに優先順位をつけ、制限時間を設けたうえで優先順位の高いものから時間いっぱい潰していくのです。終わらなかった事項は、過去問復習以外でするべきことと比較して優先すべき方をやります。

このように、復習の時間は弱点や暗記漏れの発見・ミスの分析等の時間にして、暗記や教科書確認等の時間は別に取っておけば、復習にかける時間を予め決めることができます。そして、演習計画が後ろ倒しになるということもありません。さらに、復習の中でも優先順位の高いものからできるので、学習を効率化することもできます。

復習は無制限にやればいいというものではありません。秋以降の学習は、どれだけ効率化して優先順位の高いものに時間を使えるか、が勝負になります。

正しく勉強すれば、何点でも上がります。強気に頑張っていきましょう。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

2022年 9月 13日 他の人との比較

こんにちは、担任助手1年の金井です。

今回のブログのテーマは他の人との比較についてです。

学習を進めていく中で、周囲の学習の状況と自分の学習の状況を比較することは少なからずあるでしょうが、それが良い方向に働くこともあれば、悪い方向に働くこともあると思います。

例えば、他の人が自分よりも高いモチベーションで学習に取り組んでいて、集中力も高くできているから、自分もそういった姿勢で学習に取り組めるように日頃の生活から改善できる部分は改善していこう、と考えることは比較をすることが良い方向に働いていると考えることが出来ます。

しかし、他の人が自分よりも低いモチベーションで学習に取り組んでいて、集中力も低くやっていて、自分が辛くなった時に楽であるからという理由で相手側に合わせるのは比較することが悪い方向に働いていると考えることが出来ます。なぜならば、皆さんの現状の最終的な学習目標は第一志望校合格であり、モチベーションが低い人に合わせて楽をした結果目標から遠ざかる可能性があるからです。

なので、できる限り良い比較をできる方がよいと思います。その方法の一つとして提案できることとしては、過去の自分と比較をするのがよいと思います。昨日までの自分ができていなかったことが出来るようになっているという感覚や昨日までの自分より良い状態で学習に臨めているという感覚を大事にして、日々の学習に取り組んでいくと毎日進歩していることが実感できてやりがいを感じやすくもなるとも思います。ぜひ、参考にして引き続き頑張ってみてください。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。