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ブログ 2022年05月の記事一覧

2022年 5月 31日 1年間意識しなければならないこと

はじめまして。

今年から新しく担任助手になりました、慶應義塾大学 環境情報学部1年の中島沙月です。

大学では建築、デザイン、プログラミングの勉強をしています。私は元々文系でしたが、SFCでは幅広い様々な学問が学べるため、自分が少しでも興味ある分野に手を出し、将来どんな自分になりたいのかを探っています。

さて、今回のブログでは、浪人するにあたって皆さんに考えて欲しい事をお伝えします。

まず、現役の時、なぜ失敗してしまったのかです。一人一人敗因が違うと思います。私の場合は、努力不足ももちろんですが、一番の敗因は自分の学力に対して嘘をつき続けてしまった事です。できない問題をそのままにし、基礎も疎かなのに上ばかりみていて、完全に自分の学力と違う問題に取り組み、なんにも理解していない状態で受験に挑み、ことごとく落ちてしました。

受験勉強するにあたって、常に自分の学力を知り、何が足りていないのか、志望校に向けて何が必要なのかを考え、行動に移していく必要があります。

また、できない事は恥ずかしい事ではありません。むしろ克服しないといけない所を発見できて良かった!とプラスに考えるようにしましょう!

そして、ただ勉強をすればいいのではなく、各教科、各教科の分野で、その勉強はなんのためにやっているのかを考えてみてほしいです。

例をあげると、毎日英単語に触れている人も多いと思いますが、それは読解において単語力が足りていないと思って単語力を身につけるためなのか、1つの単語に対して複数の意味を覚えるためにやっているのか、単語の名詞、形容詞を覚えるために勉強しているのかなど、さまざまな目的が考えられます。

自分はこれが足りていないからこの勉強をしなければならないと1つ1つの勉強に対して、明確な目的をもって勉強をしてほしいです。明確な目的をもって勉強に取り組む事によって、無駄のない効率の良い勉強ができます。

 

少しでも参考になったら幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

2022年 5月 30日 素直になること

こんにちは。早稲田大学国際教養学部4年の三瓶啓吾です。現在は絶賛就活中です。

さて、5月ももうすぐ終わります。皆さん、勉強は順調に進んでいますか?第1回目の記述模試も終わりました。時間の流れの早さに驚いている人も多いかと思います。そんな皆さんには浪人1年間を通して意識してほしいことがあります。

それは「素直になること」です。具体的に言うと、取り入れるべき意見や、考え方、勉強法を自分の勉強に落とし込むことです。現役時代、私は、「意味がない」と決めつけて、担任助手の方や、担任の先生が言っていたアドバイスを聞いていませんでした。自分の学習が正しいのかを考えたこともないまま、本番を迎え、惨敗しました。

そこで、浪人するにあたって、今年こそは素直になろうと思いました。チームミーティングで担任助手の先生が言ってくれたことはまず、参考にしてみる。担任の先生に言われたことを頭に入れて計画を立ててみる等、言われたことを一度は試してみることにしました。

しかし、ただ人の意見ばかり聞いて、勉強の仕方が定まらないのは良くありません。闇雲に他人の言う通り勉強していては合格できません。一度参考にしてみて自分に合わなければ、無理に参考にする必要はありません。各自で取捨選択をして、考えながら、自分の勉強方法を確立していくことが重要です。

皆さんの周りにいてアドバイスをしてくれる人は、実際に受かった人、皆さんに受かって欲しいと思っている人です。参考にすべき考えや意見は沢山あります。皆さんも沢山の人の意見を聞き、自分の勉強の仕方をより良いものにしていってください。

 

残りの期間一緒に頑張りましょう!

 

2022年 5月 29日 長いようでとても短い

こんにちは。東京工業大学に在籍している担任助手2年の太田です。だんだんと暖かくなり梅雨の走りも見え始めましたが体調にお変わりはないでしょうか。毎日の生活リズムをしっかり整え、きちんとした睡眠をとって万全の状態で勉強に励みましょう。

 

 さて、浪人という期間は(特に初めのほうは)とてもとても長く先の見えない道のように感じますが、ふと気づいたときにはすでに時遅し、あっという間に過ぎ去っていってしまいます。一年という期間は長く感じるかもしれませんが何かをやろうとして計画性をもって実行に移さない限り何も身につかず、ただ無為に時間を過ごすことになるということです。もちろん皆さんは勉強して大学に合格するという使命があるわけですからやること自体はおのずと決まります。では、それに加えてすべきことは何でしょうか。そう、計画を立てることです。先ほどから述べているように一年という時間は限られているため、その枠組みの中で何をするかを明確にしなければいけません。ではどのように計画を立てればよいか少し考えてみることにしましょう。

 

 計画を立てるうえで重要だと私が考えることは次の2点です:

  • 明らかに達成不可能な目標はできるだけ立てない。
  • 短いスパンの計画と長いスパンの計画を分けて考える。

別に目新しいことではないと思いますが、特に前者についてはとても重要なことのように思います。(あくまで私自身の意見ですが。)なぜならある計画を立てたときに達成できないことが続くと勉強する目的意識や動機付けが薄れていくからです。少なくとも私自身がそうでした。ことに精神的にも健康面でも安定しているとは言えないことが多い浪人生においては、達成するために立てる計画を達成できないことが続けばその分だけ勉強に対する意欲は失われていきやすい傾向があるように思います。そういうわけでより明確で達成するための道筋がはっきりとした計画を立てるために後者の計画を細分化する作業が必要になるわけです。

 

 私自身計画を立てることが得意だったかといわれればどちらかというと不得意の部類であったように思います。もっと言えば計画を立ててもきちんと実行するのが苦手だったのかもしれません。しかし、時には計画を達成できないことがあってもそれはそれでいいと思います。(毎回それでは困りますが。)計画を達成できなかったのなら新しい計画を立てる際に何が足りなかったのかをよく分析して次に生かしていきましょう。そしてひたすらに勉強を頑張ってください。

2022年 5月 28日 モチベーションの維持

東京大学2年の吉安です。

今回は、浪人を始める方々に私の経験からのアドバイスについて書きたいと思います。

 

浪人の1年を走り抜けるためには、やはりモチベーションの維持は必須事項です。

このモチベーションを私がどうやって維持したかについて書きます。

私は、現役のころ、センター試験でうまく点数が取れず、不安になって本命の文科三類ではなく足きりの予想が低かった文科一類に願書を出しました。それから「頑張っても本当に行きたかった文科三類に進めるわけじゃないんだよな」という気持ちが心の中にずっとあって、結局実力面でも精神面でも失敗してしまいました。

よって浪人中は、何が何でも絶対に文科三類に出す、出せるほどの実力をつけることを意識していました。「最悪〇〇大を受ければいいや、受かればいいや」みたいな妥協はしないようにしました。受験する前から弱腰になってしまったら、モチベが下がってしまうのは当たり前です。せめて勉強している間は自分に厳しく、初志貫徹するつもりで勉強したことが結果的にモチベの維持につながりました。

もう一つとして、どうして東大の文学部に行きたいのかを言えるようにしていました。「文学部」においても、○○大学の文学部と△△大学の文学部では追求しているものも、所属している教授も、その学部が歩んできた歴史も、何もかもがきっと違うはずです。ただ偏差値の高い〇〇学部に行きたい、という漠然とした目標を持つのではなく、「どうしても○○大学の△△学部じゃないといけないんだ」というこだわりを持つようにしましょう。浪人生活を中だるみせずに走り切るにはモチベーションは必須であり、モチベーションは目標へのこだわりから生まれます。まずは自分の目標にもっと関心を持ってあげてください。

 

以上の二つが、私が浪人するうえでモチベーションを維持するために実践したコツです。ぜひ参考にしてみてください。

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。

2022年 5月 27日 「自分自身が関与できる領域」の中で

こんにちは。担任助手4年の水口絢です。

これくらいの時期から学校や塾で冷房が使われ始めるのではないでしょうか?

風邪などひかないよう、体調には十分に気をつけてください。

 

今回は、原因分析を行う上で大切な考え方について書いていきたいと思います。

皆さんは模試や日頃の演習などの結果が良くなかった時、成績が伸び悩んでいる時に、その原因を考えていますか?程度や頻度は違えど、壁にぶつかった時、誰しも一度はなぜだろうと考えると思います。

原因を追及して、それを改善する。

とてもシンプルですが、志望校に合格するため、成績を上げるため、自分の弱点を克服するためには大切な事です。

そんな時、原因を周りの環境ばかりから探してしまってはいないでしょうか?

例えば模試のリスニングの点数が下がってしまった時、会場の音響設備が悪い事を原因にするなど。

もちろんこのような状況の場合、実際に音響設備に問題があったかもしれません。

そうなれば、改善策は「会場の音響設備の修理」となるでしょう。

そんなことは忙しい受験生がやっている場合ではありません。し、忙しい受験生がすぐに出来る事ではないと思います。

そのため

「自分自身が関与できる領域」の中で、原因を探していくことが大切です。

音響設備がきちんと整っていたら、本当に良い点が取れていたのだろうか?

聞き取れなかった単語、意味が分からなかった言い回しは本当に1つも無かっただろうか?

知識のインプット不足や演習不足など、自分の中に原因はなかっただろうか?

自分自身に原因を見つければ、自分ですぐに改善案を実施することが出来ます。

時間の限られている受験生は、原因を追及する→改善案を考える→実行する のスピード感がとても重要です。

このサイクルを何度も回していくことで、弱点、苦手を1つ1つ克服していくことが出来ます。

 

しかし自分ではどうにもできない事を原因としてしまったら、そこから改善案を考え、実行することが出来なくなってしまいます。

それでは、皆さんの成長は止まってしまいます。

簡単なことではなく、時には辛いこともあると思いますが、

「自分が関与出来る領域」から原因を見つけていってください!!

皆さんの受験勉強が充実したものになることを祈っています。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。