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ブログ 2020年08月の記事一覧

2020年 8月 22日 自分の弱み知り、克服する

こんにちは。

担任助手一年の佐々木です。

 

夏になり気温が上がっていますが体調管理はできていますか?今回は受験勉強を通して自分の弱みとむきあうことについてお話ししたいと思います。

 

みなさんは苦手なことはありますか?もしくは自分の得意ではないことを理解していますか?好き嫌いと関係なく自分が得意ではないことはあると思います。私の例を出すと、計画的に行動することが苦手です。しかし私はそれを受験勉強を通じて知ることができました。受験勉強では目標を立てて、その目標達成の最短ルートを探す必要があります。最短ルートを通るためには自分にあった勉強法を探すことなども大事だと思いますが、毎日も行動を逆算して計画することが効果的です。この新宿本科で浪人していると分析をする機会が多いため、自然と自分を分析する機会も増えます。自分はなぜ現役で合格できなかったのかを考えているときに、自分の足りない部分に気づきました。この弱さは大学や仕事、プライベートでもこれから向き合っていかなければいけません。受験を通して人生の早い段階で自分の弱みを知ることができるのはメリットだと思います。なぜなら浪人を通して自分の弱い部分だけではなく、どうすれば自分が少しでも克服できるかも探すことができるからです。私は何度も分析をするうちに、自分は大雑把に計画を立てていると実行できないけれど、より細かく計画を立てることでその計画通りに行動できることがわかりました。

 

自分の弱みと向き合うというのは自分の弱みを理解すること自分の弱みを克服するための方法を見つけることの二つです。自分の弱みを知っていても、それを克服する方法まで考えられていますか?受験は分析も大切ですが、その後も試行錯誤も重要です。その試行錯誤する機会も多く与えられているのですから、いろいろ試してみたらいいのです。一回の失敗で諦めないでくださいね。頑張りましょう!

2020年 8月 21日 大学受験と”リーガルマインド”

担任助手1年の大類基哉です。

 

私は受験生時代、国公立大学を志望していました。

国公立大学の入試というのは概して、記述問題の割合がその多くを占め、上位の大学になればなるほどよく練られた「良問」が出題される、というのは受験生である皆さんのよく知るところだと思います。

 

結果として私は慶應義塾大学の法学部法律学科に進学したわけですが、法律科目の初回の授業で、法学部で学ぶ意義についての話を聴きました。その中でもとりわけ、法学部とは「リーガルマインド」を身につける場所である、という言葉が印象に残りました―「これだ!」と思ったからです。

 

リーガルマインドとは簡単に言えば、ある問題や議論に際して、

①社会的に見てより妥当な(=より皆が納得しやすい)解決策を見出し、

②それを合理的な根拠に基づいて論理的に説得する能力

であるとされています。

 

大学入試の記述問題で求められているのも、まさにこの能力ではないでしょうか。

 

大学は受験生を試そうと、一定の思考を要する難問をぶつけてきます。この難問に対して、勉強した知識をアピールしようと野放図に的外れな答案を書けば、いかにそれが論理的だろうと答案としての妥当性は低く、採点官を納得させることはできないため得点はありません。一方、いくら頑張って解答の糸口を見つけ出したとしても、それを論理的に展開させられなければ、採点官に対する説得力が無いためゼロに近い得点しか与えられません。納得と説得の両方を満たしている答案に対してのみ高得点が与えられる、というのが記述問題のルールです。

 

この中で私が強調したいのは「納得」の部分です。こうした難問を解くにあたっては、勉強した知識の中から正解を探すのでは一向に答えが見えず、そのような知識から離れてフラットに問題を捉えることで(こういう表現はあまり使いたくありませんが、わかりやすく言えば「常識的に考える」ことで初めて解答の糸口が見えるケースが多いからです。

 

思えば、私は受験生時代、目の前の問題を「知っているか知らないか」の二つに大別し、知っている知識から正解を探すことに執着して、もっと大きな視点で問題を見ることができませんでした。模試ではこれでも通用しましたが、大学の出す「良問」には立ち向かえなかったのです。

 

出来ることの全てを出し切った東進での浪人生活に悔いはありませんが、もし受験生の間に「リーガルマインド」について知っていたら、もしかすると結果は変わっていたかもしれないな、と、ふと思うことがあります。

 

皆さんには同じ失敗を繰り返して欲しくありません。今回お話ししたことを心の片隅に入れつつ、存分に勉強して、第一志望校合格を勝ち取ってください!

2020年 8月 20日 点数に繋がる学習法を確立しよう

こんにちは!杏林大学医学部医学科1年の三村です。ブログを書くのは今回で2回目になります。(今回話す内容は医学部志望者向けです。)

 

ようやく夏らしい気候となった8月中旬ですが、

皆さんはようやく、「基礎的な勉強」を終え、「演習」に入っていきます。

東進では通期講座の他に演習のための授業があり、それを皆さんは今後受講しながら過去問演習や問題演習を並行していくことになると思います。

 

言い換えれば「点数を取りに行く」為の勉強にシフトする訳です。

 

ここで校舎長の言葉を今一度思い出してください。

皆さんの目的は「試験本番で合格点を取る」こと!

 

当たり前かもしれませんが、忘れがちで一番大切なことです。

 

ただし、授業を受講して演習を重ねていれば

「勝手に点数に繋がる」訳ではありません。

 

厳しいことを言うようですが、

皆さんはそれでは合格できないことを分かっているはずです。

 

ですから点数に繋がる学習法の確立が必要不可欠なのです。

 

そこで、学習法の確立のモチベーションU Pになる話をします。

 

結論から言えば東進での受験勉強は、国家試験勉強と全く同じなのです。

 

過去問演習が同じであることは容易に想像できると思いますが、

映像授業という点においても同じなのです。

 

最近では多くの医学生が国試やC B T対策の為に映像授業を受講できるサービスを購入し利用しています。(Q-Assistやmedu4など)

 

つまり映像授業と過去問演習を上手く使いこなし、点数に最短距離で繋げられる人が勝ち抜いていく世界なんです。

 

だからこそ6年後に使えるように自分にあった受講の仕方、演習の仕方を見つけてください。これには正解はないので残された時間の中で試行錯誤しながら探すしかありません。

 

しかしその努力は医師になるためのステップにおいて必ず必要ですので

頑張りましょう!

 

 

2020年 8月 19日 医学部志望者に求められるもの

こんにちは。

担任助手1年の隅野です。

 

いよいよ過去問演習に入る人が徐々に増えてきました。今年は受験から卒業し担任助手として俯瞰してみたとき、改めて気づいたことがあります。

 

それは「医学部志望に第一志望は存在しない」ということです。

一部の成績優秀者を除いて、医学部を志望する内の大多数は「この大学に入りたい」という気持ちよりも「医師になりたい」という気持ちのほうが圧倒的に強いです。

もちろん行きたいところ、物理的・経済的に通えるところなどの条件はありますが、ほかの受験者と比べると圧倒的に学校より学部に重きを置きます。

ほとんどの人が、共通テストで失敗したから国立の出願先を変える、私大対策にも力を入れて医師への切符をつかむチャンスを増やしたいなどと考えているのではないでしょうか。

 

つまり、医学部受験者にはどの大学にも通用するオールマイティーさが求められます。「英作文はあんまり出ないからいいや」がほとんど通用しないのです。基本的にはどんな問題が来ても対応できるよう、苦手を徹底的につぶす必要があります。

 

このオールマイティーさは将来医学部に進学し、医師になるにあたってとても重要となります。医学部に進学すると、人体や医学についての専門知識を徹底的に叩き込まれ、膨大な量の医学書を覚えなければなりません。また、国家試験合格後の初期研修では一通りの科を回り、研鑽を積むことになります。いくら専門があるとはいえ「自分は眼科医だから風邪症状についてはわからない」と言うお医者さんは信用できませんよね?

 

医学部受験者は、二次試験で使う英・数・理科×2()に加え、共通テストの対策を各分野において穴がないように徹底的に勉強しつくさなければならず、求められるレベルもかなり高いものになります。逃げたくなるほどつらく苦しい気持ちはよくわかりますが、これも医師になるための素質を問われているのだと思い、一歩ずつ頑張りましょう!

 

2020年 8月 18日 自分と向き合う分析

こんにちは!担任助手1年の石塚です。

毎日猛暑が続いていますが、体調管理はうまくできているでしょうか。

 

今日は、自己分析について書いていきたいと思います。

私が1年間の浪人生活の中で得た最も重要な能力は、自己分析能力です。

東進新宿本科では、模試や過去問を解き終わった後に必ず分析シートを書く習慣があります。生徒は分析シートを記入することで、各教科の出来を主観的にかつ客観的に分析できるようになっています。数学で具体例を出すと、式を立てるところまではできたが、その後の計算方法がわからなかったなどの主観的な分析と、ではなぜ立式はできたのか、なぜ計算方法がわからなかったのかなどの客観的な分析です。この自己分析を言葉にして書いていくことで、漠然と苦手意識を持っていた科目でも、何と何ができないから苦手意識があるのか、そしてどこを改善すべきなのかがはっきりとわかってきます。

 

このように自己分析は、本質的な問題点を見抜くことに繋がりますなので、自己分析は勉強以外にも役立ちます。たとえば、自分が打ち込んでいる趣味や運動、そして社会人になったら仕事でも応用できます。

 

私は今までも自己分析をする機会はたくさんありました。しかし、少しでもうまくいかないことがあると、分析をして問題点を見つけるよりも先に、自然と問題から目をそらしたり、人任せにしてしまっていました。

 

私の場合は浪人してはじめて、自分としっかり向き合い、正しい努力をすることができました。その結果、目指していた医学部合格を果たすことができたのだと思います。

 

浪人していた1年間はとてもつらかったですが、それ以上に有意義な時間だったと自信を持って言うことができます!

皆さんも、大学生や大人になったときに「浪人してよかった!」と思えるような、そんな浪人生活にしてください。