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2025年 7月 27日 対人関係の重要性

こんにちは。担任助手3年の黒田です。 

本科生としての生活も4ヶ月に近づいてきましたが、皆さんはよく話す人や仲の良い人はできましたか?

私は生来、対人コミュニケーションというもの全般が非常に苦手なタイプで、当然浪人でもその特質が変わることはなく、7月ほどまで誰ともまともに話したことがありませんでした。

昼の食事スペースのガヤガヤとした雰囲気に耐えきれず、いつも昼は校舎外へ赴き一人で食べていました。

第一志望を合格する上で、人と付き合うことはマイナスにしかならないと自分の行為は正しいと考えるようにしていました。

確かにそういった側面が無いとは言いきれません。

けれど、それ以上に人とコミュニケーションをとる方が、メリットがあるのだと考えを改めさせられました。

 

そう考えるきっかけになったのは、同じチームミーティングのメンバーでした。

最初の数ヶ月はチームミーティングに出席はするものの、会話にはほぼ混じらず、1人で課題を熟すというのが殆どでしたが、そんな私にメンバーの一人が思い切って食事に誘ってきて、断る勇気もなく、一緒に食べたことを皮切りに、夏に入った辺りから少しずつ彼らと会話をするようになっていきました。

元々、同じ大学帯を志望する仲間だったこともあり、当然ともいうべきか過去問や勉強法などについて話題は尽きず、そのうちに模試の分析を共有したり、互いの悪い点を指摘したりと高め合うことができ、登校する際のモチベーションや日々の良い刺激になりました。

これだけでも十分に価値はありましたが、最大のメリットは競争相手を見つけることができたという点だと思っています。

確かに突き詰めれば受験は個人戦です。

それでも、自分がどれくらい勉強ができているのか。

周りはどれほどやっているのか不安になることはあるでしょう。

私も例に漏れずその質でした。

そういう時に、お互いの進捗や様子を共有することで、普段の受講ペースは勿論、模試の点数やライブ授業での小テストの点に至るまで何れの場合においても絶対に抜かれまいと勉強をすることに熱が入りました。

また、自分と近い実力をもつ人を見つけることは、「そろそろ家に帰りたいけど、あいつはまだやってるし、もう少し頑張ろう」というように自分を引き締めることにも一役買いました。

もちろん、相手に勝つことばかりに夢中になってしまい、本来の自分の目標から外れてしまうことや、互いの足を引っ張りあってしまうような関係にならないよう気をつけなければなりません。

仲良くなり過ぎて勉強に集中できなくなってしまったら本末転倒です。

それでも節度を持って他の人達と上手く付き合ってみてはいかがでしょうか?

競い合うのは存外楽しいものです。

 

2025年 7月 12日 トマトとセレンディピティのおはなし

こんにちは、担任助手の奥山です。

お家で育てているトマトがぐんぐん大きくなり、現在、すくすくと実をつけてくれています。

遡ること3月、あるハンバーガー屋さんでランチをした際、その日がたまたま記念日だったということで、トマトの種をいただきました。

軽く調べたところ、大玉トマトの栽培は難易度が高いとのことで、「まあ、うまくはいかないだろうな」なんて思いながらも、鉢に種を蒔き、水やりをしていたところ、なんと、トマトはみるみる成長し、立派な実をつけてくれたのです。

本日は皆さまにセレンディピティという言葉を紹介しようと思います。

英語では”serendipity”と表記します。

素敵な偶然に出会ったり、予想外の発見をしたりすること、または日常の中の偶然を発見する能力自体を指す言葉です。

科学史の世界では、ペニシリンの発見や宇宙背景放射の発見が代表的でしょう。

観測を続けていく上で、小さなひずみを見逃さないことや、外れ値を計測ミスと流さないことにセレンディピティが潜んでいるのかもしれないですね。

かの偉人、トーマスエジソンはこんな言葉を残したとされています。

” Genius is 1 percent inspiration and 99 percent perspiration.”

 (天才とは、1%のひらめきと99%の努力である。)

非常に研究に勤勉であったと知られる彼の言葉からは努力の重要さが感じられます。

しかし、彼の真意はまた別にあったのではないかともいわれています。

1%のひらめきがなければ、99%の努力は無駄になってしまう、エジソンはこのように弁明したとされています。

研究を続けていく中でふと訪れるセレンディピティを重要視していたのではないでしょうか。

受験において地道な努力というのは間違いなく不可欠な要素ですが、それと同時に、ばったり見つかる正解、天下り的な答えにも価値を見出してほしいのです。

そこに正解があると信じない限り、そこに答えは見つかりません。

問題にひたむきに向き合い、潜んでいるセレンディピティを発見しようという姿勢をもってほしいと思います。

皆さまの成果も実を結ぶことを願っております。

 

2025年 7月 11日 未来を見据えて

こんにちは!早稲田大学4年担任助手の村田です。

このブログでは私が幼少期から愛してやまないサッカーに関するトピックから、読んでくださっている皆さんに、浪人生活を送る上で私が大事だと思う一つの考え方についてお伝えしたいと思っています!

今回取り上げるのは、卓越したドリブルスキルを武器に活躍し、2022年カタールW杯で「三笘の1ミリ」で話題にもなった、日本代表・三笘薫選手のキャリアについてです。

彼は高校時代、川崎フロンターレというJリーグ(日本のプロサッカーリーグ)のクラブのユース選手でした。当時から高い実力を持っていた三笘選手は、高校卒業時にクラブからトップチーム昇格のオファーをもらいます。多くのユース選手にとって夢のようなこのオファーに対し、彼が選んだのはプロ昇格ではなく「大学進学」でした。

実際、ユース昇格を果たした選手で1年目からレギュラーとして活躍するケースは極めて稀で、結果が出なければ数年で契約を打ち切られたり、下位リーグへ放出されたりすることが多々あります。

オファーを受けた当時、三笘選手は長所であるドリブルも含め、プロで通用するにはまだまだ実力不足だと考えていたそうです。だからこそ、将来的に選手として大成するためにも、まずは大学でコンスタントに試合に出場し、その中で自身の課題克服や強化に努める方が良いと判断したのです。つまり、彼は目先のチャンスではなく、「将来日本代表になり、海外で活躍する」という長期的な目標の達成を見据え、大学進学を選択したのです。

この決断が結果的に大きな成功に繋がりました。大学での活躍が認められ、再び出身チームである川崎フロンターレからオファーを受けプロ入り。そこでも大活躍で、入団後わずか1年でベルギーへの海外移籍を果たし、現在はそこからさらにステップアップを果たし、サッカー強豪国であるイングランドでプレーしています。

 

この話に関連して、私は、

長期的な視点を持つこと

目標を明確に持ちそれを見失わないこと

が重要であると伝えたいです。

浪人生の皆さんは全員に共通して、「第一志望校合格」という明確な長期的目標があります。

その達成のために、今自分に何が足りなくて、何をすべきなのかを逆算し、常に思考し行動し続けることが大切だということです。

浪人中はストレスも多く、日常のいたるところに転がっている誘惑に負けてしまいそうになりますが、せっかく勇気を出して浪人を決断したのなら、「受験に成功する」という目標を見失わず、自分を律してどうか受験勉強を完遂してほしいと思っています。

そのためのサポートは全力でしていきます!

引き続き応援しています!

2025年 7月 10日 選択肢が増えるときは注意が必要

こんにちは!慶應義塾大学4年の文川です。

夏ですね。春先から続けてきた勉強が実を結び始める、もしくはその前夜であるという方が多いと思います。

故にこれから皆さんは基礎的な(≠簡単)勉強だけでなく、より発展的or実戦形式の勉強をする必要性を感じてくるはずです。

こういう“日々の行動パターンに選択肢が増えるとき”というのはものすごく注意が必要です。

やみくもに思いついたことを徒然にこなしていいのは兼好法師だけで、皆さんにはタイムリミットというものがあるわけです。

何事かの行動を起こす前には必ず

何をやるのか

何故それをするのか

それが何につながっていくのか

を冷静に考える癖をつけましょう。

 

具体的に書きます。

①そもそもの最終目標を考える

→ここでは志望校合格ということにしましょう

 

②その目標達成に必要であろう要素を考える

→例えば英語だったら英検〇級レベルの単語レベル、複雑な文をじっくりと読むよりはそこそこの難易度の文を大量にさばく技術が必要、~~字の英作文を書かされる,,,etc

※こういった情報は過去問データベースや赤本の最初の方のページに載っていたりします。それでもよくわからない、もっとリアルな情報を知りたいという人はお近くの担任の先生や担任助手などに相談してみてください。我々はそのためにいるのです。

 

③現在自分が持ち合わせている要素を考える

→模試の成績(客観的)と自己評価、やる気、自身の考え等(主観的)両方をきちんと考えましょう。これも最初のうちは担任の先生等、頼りにしている人と一緒に考えていくのがおすすめです。

 

④ ②,③を比較して今一番必要な要素は何なのかを捉えます

 

以上の分析をしてから、もう一度目の前にある自分の行動の選択肢を見てみましょう。

その上でやはり必要!効果は期待大だ!と判断で来たなら迷いなくそれを取り入れるべきです。

逆に時間がかかりすぎる、効果が薄い、他にすべき優先順位の高いものがあるならばやるべきではないのです。

 

少々小難しいな話をしてしまいましたが、こういうことが出来るか出来ないかが、浪人生の成功と失敗を分ける大きな要因だと思います。

ここからは少し考えながら日々を過ごしていきましょう。

では頑張ってください。

 

2025年 6月 19日 ゼロから始める

こんにちは。

東京科学大学環境社会理工学院1年の佐藤です。


自分が浪人生時代に気づいて、意識するようになったことについて書いていこうと思います。

それは、「一度全てを白紙に戻し、ゼロから知識を再構築する」ということです。

これまで積み上げてきたもの、あるいは積み上げてきた「はず」の土台を一度壊すのは、確かに勇気がいることかもしれません。

しかし、そこから自分の手で一つひとつ丁寧に知識を積み上げ直すことで、以前よりも強固で、確実な自分の力として定着していくのを実感できるはずです。

この「ゼロからの再構築」で何よりも大事なのは、

「今、自分が本当にわかっていることは何か」

を明確にすることです。

そのためには、徹底的なアウトプットが不可欠になります。

 

自分自身、化学を復習する際には、まず化学の全体像を整理し、その後、各分野ごとに何も見ずに真っ白な紙に、自分が記憶している知識の繋がりを意識しながら、思いつく限り書き出すという作業を行っていました。

物理においては、いわゆる典型問題と言われるものを、問題すらゼロから書いて、一切の誘導なしで結論まで自分の力だけで導き出す訓練をしました。

問題から指示されることなく、自分の頭の中にある知識と論理だけを用いて答えをだすのは、気持ちの良いものです。

もちろん、実際の試験では問題設定や誘導がありますが、受験において本質的に問われているのは、皆さんの学問に対する習得の深さです。

自分の頭の中にある知識や思考プロセスを確かなものにする上で、こうした「ゼロから自分の力で組み上げる」という方法は非常に有効だと考えます。

この際に意識してほしいのが、

「常に背伸びせず、初歩に立ち返り、一つひとつを丁寧に確認しながら進む」

ということです。


「ゼロから始める」ということは、まさに全ての事柄に対して「これは本当に理解できているだろうか?」と初歩的な問いから始めるということです。

そして、その一歩一歩を、自分の言葉で理解できるまで丁寧に吟味していくのです。

私も、先急ぎしてしまう性格もあってか、焦って答えだけをだそうとしてしまい、じっくり問題文を読めばわかったはずのことを、答えも出ないのに頭の中で考え続けてしまった経験が何度もあります。

目の前にある課題に対して、確実に理解できる一歩を踏み出し、それを積み重ねていくことがどんな状況でも大事です。